24話 ページ27
薬研と雨月さんから軽い問診を受け、それに首を振って答えていた。
にっかり｢おや。お客さんかい？｣
様子を見に来たであろうにっかりさんが不思議な事を言った。
鶴丸｢お客？鯰尾は客じゃないだろう。｣
そう鶴丸さんが言うと、にっかりさんは、目を少し見開いて、すぐに薄く笑った。
にっかり｢違うよ。僕が言っているのは、鯰尾くんの隣に寄り添っている女の人だよ。｣
私はすぐに分かった。
雨月｢てことは、鯰尾が目を覚まさなかったのは、此奴のせいか。｣
雨月さんがそう言うと、手入れ部屋に笑い声が響いた。そして、突然鶴姫は姿を現した。
『ふふふふふ…もし、そうだとしたらお前は何をする？小童のお前何ぞ我には赤子の手を捻る程だが？』
雨月｢あ゛？黙りやがれ。｣
雨月さんはそう言って、御札を大量に鶴姫に投げ付けた。
石切丸｢主、落ち着いて。考えてみて。この人は、強いよ。鯰尾さんを1週間で目覚めさせないのも容易いくらい。…一生目覚めさせないことだってきっと出来る。なのにそれをしなかったってことは、つまりこの人は、敵じゃない。｣
手入れ部屋に一気に静寂が訪れる。それを破ったのは鶴姫だった。
『なんじゃ、詰まらんのう。良い弄りがいのある奴がおると思うたのじゃが…』
この後、素っ頓狂な声が皆から出るのは言うまでもないわね。
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a tear(プロフ) - きのさん» 有難うございます！頑張ります！ (2018年6月28日 23時) (
レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - 皆んな良いキャラしてますからね…頑張ってください！ (2018年6月28日 22時) (レス) id: e253f59a3b (このIDを非表示/違反報告)
a tear(プロフ) - こだぬきさん» 有難うございます！はい！次回も是非、見に来て下さいませ…！ (2018年6月28日 22時) (レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
a tear(プロフ) - きのさん» 実はまだ決まっていないので、これから決めようと考えています^^* (2018年6月28日 22時) (レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！次のお話も楽しみに待ってます！ (2018年6月28日 21時) (レス) id: d065086080 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a tear | 作成日時：2018年5月19日 19時
