46話 ページ49
私が目を覚ますと、そこは本丸の天井で、
薬研｢後藤…お前けっこう無茶するなぁ。大将が悲しんでたぞ。｣
と見張り役であろう薬研ニキに言われた。
A｢いや…あの速度じゃ追いつくか追いつかないか…ギリギリだったんだよ。だから間に合って良かった。俺、短刀じゃ足遅いだろ？｣
そう私が言えば、薬研ニキからのデコピンを頂きました。
薬研｢そんだけ喋れんならもう大丈夫だな。さて、大広間でみんな待ってるぞ。｣
そう言われて2人で大広間に向かうと、そこの中には、みんなと、役人さんがいた。勿論百合さんではない。
秋｢後藤君良かった…あんな無茶もうやめてね。心配したんだよ。｣
少し眉間に皺を寄せながらいう秋さん。
薬研｢大将、そこら辺にしといてやれや。こいつは大将を助けたんだからよ。｣
そう言われれば秋さんは大人しくなった。
｢コホン…ええ、審神者、秋様。今回の騒動での行動とても助かりました。こちら、政府からのお礼の品です。｣
深々とお礼をされた。因みにこちらの役人さんは政府の上層部の方らしい。
｢それと、ほんの気持ちですが、私からも。後藤藤四郎様、並びに刀剣男士様方、今回…いいえ、多数、私の息子を助けて下さりありがとうございます。｣
あ、もしかしてこの人…
秋｢…父さん、それ今いうの？｣
お父さん若っ…年齢不詳じゃん…40だと思った…
加州｢え、この人、主のお父さん！？｣
｢ふふ…さて、秋。｣
秋｢なにかな？父さん。｣
｢宴用に色々と持ってきたよ。勿論自費で。｣
そう言いながら後ろの大きな布を取る。そこには野菜とかがとにかく沢山色々あって、肉なんて一頭丸ごとだ。
燭台切｢じゃあ、腕によりをかけて作るね！｣
そこから結構慌ただしくて、食べ終えた今はのんびりとしている。
秋｢後藤くん今回も助けてくれてありがとう。傷痛かったよね…｣
A｢別に気にすんなって。それに、傷なんて、目の前で死なれるより軽いもんだぜ。｣
秋｢…うん。そうだね。…僕、後藤くんと五虎退くんを譲り受けて良かった。…これからも、よろしくね。｣
そう言われて、少し照れた私は、
A｢…おう。｣
としか返せなかったけれど、とびきりの笑顔を添えれたから良しとしよう。
さて、私のお話はこれにて終焉。もし、また出会えたらその時はまた。
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a tear(プロフ) - 蒼さん» ありがとうございます！イケメンに書けたようで良かったです♪ (2018年7月14日 8時) (
レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 後藤くんがイケメンすぎてやばい…すごく面白かったです!!完結おめでと！ (2018年7月14日 3時) (レス) id: 8c0ec04b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a tear | 作成日時：2018年1月5日 18時
