43話 ページ46
大きな門が聳え立っているため、少し入るのを躊躇った。
三日月｢後藤。早く来ないと置いていくぞ。｣
それにしてもこの天下五剣様は随分のほほんとしている…本当に大丈夫なんだろうか。
｢あら？あらら？もしかして、秋殿の所の後藤藤四郎様…と三日月宗近…様じゃなくて？｣
目の前には、1人の女役人。こいつが私がただ1人見た役人だ。
A｢ああ。そうだ。｣
三日月｢すまんが、ちと、匿ってはくれないか。｣
｢…ふむ。理由がなんであれ、よろしいですわ。お力になりましょう。｣
そこで、私の方を見た三日月が目で｢こいつを誘惑しろ｣と言ってきた。どうやって…！？
A｢なぁ役人さん。名前、教えてくれよ。｣
取り敢えず名前聞かないとね。
｢私の名前は百合ですわ。｣
A｢ふぅん…百合ね。いい名前じゃねぇか。まさに名は体を表すってことか？｣
そう私は言いながら腰に手を伸ばした。ぽっと顔を赤らめる百合さん。
｢や、やだもう。後藤様ったらお上手ですわ。それにここは廊下…誰が見ているか分かりませんわ…｣
お、これあと一押しじゃない？…ていうか三日月さんいないし。ええー…
A｢世辞なんかじゃねぇよ。ふーん…人が見ていないならいいんだな。｣
｢後藤様…！分かりましたわ…私の部屋に案内致します。｣
何！？部屋行ってアハーンな事したいの！？無理無理無理！私女の子だもん！三日月さん早く帰って来て！！団子あげるから！(秋さんが)というか、この女の人怖いわぁ…目がガチだもん…私生きて帰ってこれるかな…
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a tear(プロフ) - 蒼さん» ありがとうございます！イケメンに書けたようで良かったです♪ (2018年7月14日 8時) (
レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 後藤くんがイケメンすぎてやばい…すごく面白かったです!!完結おめでと！ (2018年7月14日 3時) (レス) id: 8c0ec04b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a tear | 作成日時：2018年1月5日 18時
