[刀剣乱舞]懐大好き男士に成り代わってしまった件について。

お話29 ページ32

その後、本丸に帰りました。そうそう、すっかり忘れてたけど、私怪我してたわ。

乱｢主さん、信濃お帰りなさ…！信濃どうしたの！？｣

厚｢お、俺手入れ部屋の準備して来る！｣

燭｢今日行ったのって政府だよね？どうして怪我なんか…｣

由｢それは後で。光忠、信濃を手入れ部屋まで抱えていって来れねぇか。俺もすぐ向かうから。｣

と由木さんは走っていってしまった。

燭｢見た所、出血が多いのは胴部分だから…おんぶは駄目だね。｣

と、ひょいっとお姫様抱っこをされた。やべぇ、ホストママンにお姫様抱っこされちゃったよ。
女子同士で巫山戯てお姫様抱っことかはした事あるけど。自分いつも持ち上げる方だったけどね！

手入れ部屋に着くとそわそわしている厚がいました。

バタバタと足音がして、

由｢悪ぃ、待たせたな。｣

と、由木さんが帰ってきた。

厚とママンは外に。手入れをしてもらっていると、由木さんが口を開いた。

由｢俺さ、正直、あの時、信濃が｢助けを呼びに行って｣って言った時、もう駄目だと思ったよ。審神者は、男士たちを信じないと駄目なのにな。で、帰ってきたら、信濃が必死こいて戦ってたからさ、俺、なんの心配してたんだろうって。すげーかっこよかったよ、信濃。



…あれ、信濃…レベル…上がってね？｣

確かにLv.20だった筈なのに、Lv.30になっていた。そんな経験値がたくさんある敵だったのか…

A｢もう1回出て来てくれないかな。｣

由｢阿呆か。地道に鍛えた方がいいだろ。｣


A｢だってだって、そうしたら大将や、みんなの事だって守れるじゃん！｣

由｢…おうおう。ありがとなー。さて、手入れは終わり。信濃はここで休んでろ。一期迎えに来させるから。｣

と、出ていってしまった。

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由(｢しまったー！あいつイケメンなの忘れてたー！！｣)

一(｢いくら主でも、信濃はやりませんぞ。｣)

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