第20話 ページ22
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そして、あれから数日後...
無事、リーテンのスパイは全員処分した。
それ以外は特に何も無く、普通の日常が続いていたのだが...
gr「さぁ諸君、戦争をしようではないか！！」
...なぜ、こうなった？
_____遡ること、約20分前
ゾムさんを除いた幹部全員が、会議室に集められた。
その内容は、リーテンに関する報告だった。
ゾムさんの潜入調査により、リーテンは噂以上に強力な武器を持っていることや、兵士の人数がとても多いことが分かったようだ。
嫌な予感はしていたが、書記長が説明していくうちに総統の目がキラキラ輝いていくのを私は見逃さなかった。
そして...
gr「さぁ諸君、戦争をしようではないか！！」
_______今に至るのである。
sho「戦争すんのは反対せぇへんけど、ゾムが帰ってきてからの方がええんちゃう？」
rbr「お前、珍しくまともなこと言うやん。まぁ、俺もシャオロンに同感やけど」
sho「...チビがなんか言うとるわ」
rbr「関係ないやろ！！！」
gr「確かにシャオロンの言う通りだ。戦争はゾムが帰ってきてからにしよう」
総統の言葉に、みんなうんうんと頷く。
もちろん、私も同感だ。
...でも、私にはひとつ疑問がある。
『...僕から総統に、ひとつ質問なのですが』
gr「...なんだ？」
『なぜ、このタイミングで戦争を？
普段でしたら、スパイ云々の問題が起きたらすぐに”戦争
をしよう”と仰るのに？』
そう問えば、総統の顔には徐々に狂気的な笑みが広がっていった____
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_ - 好きです､この作品を作ってくれてありがとうございます (2023年1月30日 21時) (
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作者名：Suu | 作成日時：2023年1月24日 9時
