輝いている 緑 ページ10
藤井side
「今日から俺お菓子禁止にするな！」
藤井「それまた急にどうしたん」
「舞台のために減量せなあかんねん！」
藤井「え〜すごいやん！頑張ってな」
桐山「無理はせんようにな〜？」
「大丈夫大丈夫！分かっとるわ！」
中間「ほんまやで、急に減ると危ないからな」
「頃合みるから！今日からご飯も少しづつ減らす！！！」
重岡「神ちゃんすごいなぁ、応援しとるで」
「ありがとう！！」
.
藤井「神ちゃん、サラダも食べへんの？」
神山「雑誌の取材で貰ったから大丈夫」
重岡「飲みもん飲んだか？」
神山「さっき飲んだ〜。あ、A、ここちょっと手伝ってくれへん？」
白藤「……………いいよ、どこ？」
神山「やった、あんな……」
しげと目を合わせる。
"カウンセリングルーム"
そう、口パクで伝えられたから、しげと時間をずらしてそこに向かう。
重岡「ほんまか？あれ」
藤井「絶対嘘やろ」
"お菓子禁止令"というものを自分で宣言してから、はや1ヶ月が経つ。
もともと体重を動かしやすい体質なのか、ご飯をちょっと減らすだけでもあの子は痩せて行った。
目標体重がどれくらいなのかは知らへんけど…
見るだけで、「痩せたな」というのが分かるくらい。
そのまま舞台本番を迎えた神ちゃん。
睡眠時間を削ってまで努力していたかいもあって、カーテンコールで神ちゃんがお辞儀した時には、盛大な拍手が送られていた。
舞台が毎日あることで、家に帰ってくることも少なくなり、神ちゃんは専らホテル生活。
今日は2週間に１回あるかないかの、神ちゃんが家に帰ってくる日やねんけど。
帰ってきてから何も手を付けてなくて、さすがにちょっと心配。
同じく減量中の望だって、鶏のささみはちょこちょこ摘む程度に食べとる。
重岡「Aの額も皺出来とったで」
藤井「様子見、って感じ？」
重岡「夜ご飯は食べる、やろ」
藤井「…そうやな」
大丈夫だと言い聞かせても、何故か気になって仕方がない。
危険信号なんやないか、そう思っても言い出せないままやった。
桐山「今日な！うどん！！作ってん！」
小瀧「うどん大好き野郎」
桐山「口悪いヤツおる〜コイツの夜ご飯どっか飛んでった〜わ〜」
小瀧「許してくれ頼む」
神ちゃんをチラッと見ると、へらぁっと笑ってた。
うどんは食べなかったけど、なんだサラダ食べとるやん__
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colorful(プロフ) - 桃りんごさん» すごく嬉しいコメントありがとうございます！同じ話を別視点で書いているのですが、そのせいで1つのストーリーがめちゃくちゃ長くなってしまうのかなぁ…分かりにくいかなぁ…と思っていたところでした(笑)そう言ってくださって嬉しいです！ありがとうございます♪ (2020年1月5日 0時) (
レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご - めちゃめちゃ面白いです！表現が上手くて凄い分かりやすくて最高です(笑)これからも更新楽しみに待っています！ (2020年1月4日 19時) (レス) id: 0721983257 (このIDを非表示/違反報告)
colorful(プロフ) - ゆのさん» リクエストありがとうございます！了解です(´◇｀)設定等ご希望ありましたらいつでもお知らせください！ (2019年11月30日 8時) (レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - 楽しみに読ませて頂いています！「ありがとうでいいから」のエピソードにあった照史くんの食中毒の時のお話が読みたいです。もしリクエスト大丈夫であればお時間ある時に書いて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします！ (2019年11月30日 7時) (レス) id: e3fbf7b6ee (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - colorfulさん» ありがとうございます！ (2019年9月24日 7時) (レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miracle | 作成日時：2019年8月3日 0時
