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藤井side
仕事が終わってホテルに戻ると、望が布団をぎゅっと握り締めたまま寝てた。
「照史、お疲れさん」
桐山「おお、流星おつかれ〜」
「どう？まだ吐き続けてる？」
桐山「おん、今日は吐かせたがええかな〜って思って、スッキリするまで吐かせたんやけど…癖にだけはならへんように、」
「あ〜…そっか、熱は？」
桐山「思ったより無いで？」
望のおでこに触れてみたら、めちゃくちゃ高いわけでもなさそうやった。
「お腹と吐き気やな」
桐山「そうやな〜……明日で波が引けばいいねんけど」
「おん、気ぃつけてみとくわ。照史も明日頑張ってな」
桐山「ん、また明日な」
「おやすみ〜」
照史が帰ってから、温かいものでも作って置こうかな〜と思って、ホットタオルを。
あと、朝食べれるように消化のいい果物を買ってきとったから、それを切っておいた。
このまま寝れてたら良かったんやけど……
突然、望がガバッと起き上がる。
「望！？どした！？」
小瀧「りゅうせっ……！！いだいﾞっ……！」
「お腹か、！？トイレ行く？！」
小瀧「っ………！！やだっ……………っはぁ、いだ、むり、りゅうせっ、たすけてっ……！」
「ホットタオルお腹当てるからっ、な、」
俺の手を痛いぐらいに掴まれて、望の腹痛の酷さを感じる。
「望、ゆっくり息吸って、力抜いて、な、」
小瀧「いたいﾞっ……！っ、はぁっ、りゅっ、っ〜〜〜！！！」
冷や汗をかいて逆に寒いのかも知らへん。
横にあった俺のジャケットを望にかけた。
小瀧「っあ…………、はぁっ、引いた、かも」
「今は痛なくなった？」
小瀧「おん……ごめん、ほんま、ごめん」
「ええって。謝らんといて、引いとるあいだに寝てまお」
小瀧「ぅ………ごめんな、流星」
「だから、謝らんくてええから。大丈夫やって。それなら"ありがとう"って言うてや」
小瀧「ん……ありがとう、流星」
「いーえ。また痛なったら言うてな？おやすみ」
汗をふき取って、お腹をポンポンしてたら、規則いい寝息が聞こえてきた。
朝起きてフルーツ食べて、昼前に少し吐いてもうたけど、菌が出切ったのか、それ以降ほとんど吐くことは無くて。
照史と一緒に東京に帰りました。
小瀧「海の幸懲り懲りやわ(笑)みんな、ありがとな」
桐山「どういたしまして〜」
�霤帖嵜�べ過ぎには注意な(笑)」
fin
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colorful(プロフ) - 桃りんごさん» すごく嬉しいコメントありがとうございます！同じ話を別視点で書いているのですが、そのせいで1つのストーリーがめちゃくちゃ長くなってしまうのかなぁ…分かりにくいかなぁ…と思っていたところでした(笑)そう言ってくださって嬉しいです！ありがとうございます♪ (2020年1月5日 0時) (
レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご - めちゃめちゃ面白いです！表現が上手くて凄い分かりやすくて最高です(笑)これからも更新楽しみに待っています！ (2020年1月4日 19時) (レス) id: 0721983257 (このIDを非表示/違反報告)
colorful(プロフ) - ゆのさん» リクエストありがとうございます！了解です(´◇｀)設定等ご希望ありましたらいつでもお知らせください！ (2019年11月30日 8時) (レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - 楽しみに読ませて頂いています！「ありがとうでいいから」のエピソードにあった照史くんの食中毒の時のお話が読みたいです。もしリクエスト大丈夫であればお時間ある時に書いて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします！ (2019年11月30日 7時) (レス) id: e3fbf7b6ee (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - colorfulさん» ありがとうございます！ (2019年9月24日 7時) (レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miracle | 作成日時：2019年8月3日 0時
