SMROOKIESな私

2012年1 ページ22

このお話は、2012年の時のお話です。

まだ、日本にいる時のお話なので会話は日本語ですが、関西弁は難しいので標準語にしています。

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今は、小学5年の3学期。

6年からの委員会の引き継ぎや、一年間のまとめの時期でいろいろと忙しい。



そんな中、ある日、兄ちゃんがすごい事を言い出した。


YT「父さん、母さん。俺、これ受けたい。」

と、言いながら兄ちゃんはスマホで、あるページを見せてきた。

あっ、これ、SMのホームページじゃん！

父「グローバルオーディション？」

母「SMの？」

YT「うん。」

私の家族は、みんな韓流やK-POPが好きなので、父も母ももちろん私もSMのことは知っていた。

は？兄ちゃん、SMの練習生になりたいってこと？

YT「俺が韓国で歌手になりたいってこと、みんな知ってるでしょ？理由は、前言ったからわかると思う。」

え、私、その理由忘れた。←

YT「今年で高2になるし、今からじゃないとダメな気がする。」

母「え？今じゃなくても、大丈夫なんじゃない？」

YT「ううん。日本人が韓国で歌手になるってすっごく努力しないといけないし、すっごく大変だと思うんだ。」

父「確かに、そうだな。でもそしたら、韓国に住むことになるんだろ？俺達は、日本で住み続けるぞ？」

YT「大丈夫、一人暮らしする。」

兄ちゃん、一人暮らしできるんだ。

父「学校はどうするんだ？」

YT「ソウル公演芸術高校っていうところに転入したいと思ってる。」

アイドル達が通っている学校のことか。

母「生活費とか学費は、こっちから送れば大丈夫だけど。お父さん、どう？」

父「..........。」

YT「父さん、俺、どうしても韓国で歌手になりたいんだ。」

父「.........。わかった、受けていいぞ。」

母「母さんもOKよ。」

YT「よっしゃ！ありがと！！」

父「合格できるように頑張るんだぞ。」

YT「うん！」

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