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洸希side
俺はAとメンバーの中で1番付き合いが長い。
けれど、Aと1番仲いいのは颯くんで、
俺は弟みたいに扱われてる。
服装だって髪型だって、髪の毛のちょっとした色の変化も、俺が気づかなかったことないのに。
Aは、洸希大好きって軽く言葉にして笑うけど、
俺からのA好きって言葉がどれだけ重いか知らないだろう。
『田中〜ぼーっとすんなよ〜』
洸希「すみません」
ご覧の通り、最近は授業にすら身が入らない。
俺がもっと頭良ければ、
Aと同じ高校に通えたんだろうな。
けどこれは恋なんかじゃなくて、
ただの執着心だ、って和哉にも言われたし。
執着していても、Aが嫌がるだろうな。
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作者名：ｻ | 作成日時：2020年2月21日 19時
