555 ページ5
「応援してて」
康二「、、、、はぁ
そんなん当たり前や
いつでも連絡してや。」
「うん」
康二「ほんで？
今、移籍の話はどこまですすんでる？」
「あー、
なんかね、
どの事務所どんな契約で移籍するのか
日本での活動はどうなるのか
まだまだ課題が山積みらしいんだけど
それも年末までには話がまとまるみたい。
次のストのツアーが私の最後の
ジャニーズの仕事になるんだって」
康二「そんな早いの？！」
「うん。
私も歳だからね」
康二「そんなことないやろ」
「まあ、女ってそんなもんよ」
康二「
ジャニーズ人生もあと半年かい」
「だね。
ファンの子はどう思うんだろう」
康二「移籍説を信じてない子もおるみたいやで」
「知ってる」
康二と目が合って
どうしようもなく不安な未来に苦笑いすると、
康二「あーー
あかん。」
「？」
康二「Aを手放したくないって
めっちゃ思ってまう
支えたいというか、、
そんな顔見たら、笑顔にしたいって思う」
康二はベンチに座りながら
寒いのか足をバタつかせてた。
康二「あーーーーーー」
康二の口からは白い息が漏れる。
その横顔があまりにも綺麗で
「私のこと、まだ好きじゃん」
嬉しくて、、
言わなくていいことを
言ってしまった。
気持ちを胸に押し込めるのに必死な康二に
絶対にやっちゃいけないことだった。
康二「ふっ笑」
康二も笑っちゃってる
康二「やめろや笑」
「ごめん笑」
私がそう言うと
少し私に近づいて座り直す康二。
康二「全然、Aのこと好き笑」
「あら？笑」
私がチラッと康二を覗き込むと
照れた顔でそっぽを向いた。
康二「ほんまにやめて、
まって笑 あかん。笑
めっちゃニヤけてるわ」
「あっは！笑
めちゃくちゃニヤけてるよ！笑」
そう言ってスマホで写真を撮ると
両手で顔を隠す康二。
その手を必死に剥がそうとしてると
思わずすごい至近距離で目が合った。
やっばい。
惚れる。
康二「ふふ笑」
康二が余裕そうに微笑むから
「ふふ笑」
私は思わずチューをねだった。
すると、
チュッとなるリップ音。
あぁ、、
やってしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スノ坦的ライター(プロフ) - すず。さん» コメントありがとうございます！すずさん、お待ちしていました！ (2022年2月20日 19時) (
レス) id: fe5ec50a42 (このIDを非表示/違反報告)
すず。(プロフ) - 更新ありがとうございます！続きも楽しみにしてます！ (2022年1月20日 23時) (レス) @page26 id: da2ad5fc98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すの担的ライター | 作成日時：2021年12月28日 1時
