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物陰に隠れて遠くから北斗を見てみる。
「めちゃくちゃ人見知りしてる笑」
周りのスタッフさんがせかせかと働く中
演者たちは黙って、次のシーンを待っていた。
うわ、ちょっとだけ緊張だ。
「よし、行こう」
そう言ってスタッフさんと一緒に物陰から出て北斗の方に歩き出す
最初は全然気づかなかったけど、ある程度の距離でびっくりした顔をこちらに向けた。
と、思ったら
嬉しそうに笑いだす。
北斗「なになになに笑
来てたの？！」
「めっちゃ人見知りしてるじゃん笑」
そんな私たちの会話を
周りのスタッフや共演者さんたちが優しく見守る。
スタッフさんからは
「かわい、、」
という声が漏れていた。
北斗「いや、集中してんだよ笑」
なんてトーク。
北斗「で、なに？
どしたの？YouTubeじゃん、この人」
スタッフさんを指さす。
「何でしょう」
北斗は両手を近くの壁にあて
深く考えるけど
北斗「え、ぜんっぜん分からない」
そう言った。
だから私は
「ハッピーバレンタイン〜♪」
と言いながら
小さな袋を手渡す。
北斗「え！？」
目をかっぴらいてこっちを見ていた。
北斗「え、ほんとに？！
え、これ、え？なに？そういう企画？」
めちゃくちゃ嬉しそうにカメラを見てた。
北斗「待って待って、嬉しすぎる！」
そう北斗が喜ぶから
周りからは拍手が起こった。
「いや、失礼だな」
北斗はチョコを掲げて、光を浴びていた。
そんな北斗のノリに合わせて
スタッフさんが北斗に照明をあて
違うスタッフさんが扇風機で風を送る。
「ノリが良いにもほとどがあるw」
北斗「え、あけていい？♪」
明らかにテンションが上がる北斗を見て
監督も嬉しそうだ。
北斗「あっは！かわいー
やば、これ作ったの？」
「作った」
北斗「いつ？あなた昨日、夜まで撮影だったじゃん」
「そのあと」
北斗「え、今日5時入りだったよね？」
「その前」
北斗「は、？ねた？
てか、えーーー、ありがとう。
ほんっとに嬉しい。
ぜんっぜん気づかなかった！お前、すごいな。やっぱ」
北斗「一生食べない」
「いやいやwww努力を無駄にしないで？」
北斗「やだ、食べない」
「いやいやいや、大袈裟すぎるな。」
北斗「家宝にします」
「もう好きにしてください」
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スノ坦的ライター(プロフ) - すず。さん» コメントありがとうございます！すずさん、お待ちしていました！ (2022年2月20日 19時) (
レス) id: fe5ec50a42 (このIDを非表示/違反報告)
すず。(プロフ) - 更新ありがとうございます！続きも楽しみにしてます！ (2022年1月20日 23時) (レス) @page26 id: da2ad5fc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すの担的ライター | 作成日時：2021年12月28日 1時
