スノストのりある7 (ページ42)

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この子、、、

本当のいい子だ。
ごめんなさい、昔は結構嫌だったの、、、

A「今日はDVD買いに来てくれたの？」

私が手に取ったDVDを見てそういう
ひとつひとつの仕草が、可愛くて可愛くて

そして、きょもとの距離感が絶妙にいい。

すみれ組、ずっと見てたいです。

「そうなんです。
私、進学校に通ってるので、、、勉強は絶対やらないといけなくて、、
初週に貢献できなくてごめんなさい。

でも、このために、テスト頑張りました//」

話す度に緊張がすごくて
自分が情けない

A「いつ買うかなんて、ファンの子の自由だよ？

それよりテストだったんだね！お疲れ様！」

大我「どう？できた？」

もう、こんな日がくるなんて、、
自坦に、「テスト、できた？」って聞かれてるんだよ？やばいでしょ。

「ひとつだけ、クラスで一番が取れて、、、///
だから今日はご褒美に、買いに来ました。

あの、頑張れたのは、ストのおかげっていうか、、、///」

なんて言うと
目をまんまるにして驚いて

A「すごーーーーい！！
すごいじゃん！

じゃあ、がんばった人にはご褒美あげるよ？」

そういってDVDを買った後に
すぐ横のスタバでドリンクを奢ってくれた。

しかもお会計は、Aじゃなくてきょも。

「大好きな人に、飲み物奢ってもらうっていいよね！」

大我「なんでお前も買ってんだよ。
俺はこの子に買ってあげたのに」

これは、もう、夢だ。
夢に違いない。

そう思いながら、この一瞬一瞬を胸に刻んだ。

A「あ、奢ったのはSNSに書かないで、ね？(笑)
それ以外は大丈夫だけど」

いや、そうだよね！
そりゃそうだ！

「はい！
すみれ組と秘密ができたみたいですっごくうれしいです！最高のプレゼントです！ありがとうございます！

これからも、沢山CD買って、雑誌も買って
お二人からは見えないかもしれないけど、ストと一緒に成長していきます！！！」

私がそういうと、

大我「ありがとう、絶対会いに来てね。」

「きょもとの秘密、大切にね」

このAの言葉で悟った。
これを狙って、奢らせたのだと。

東大女子、気遣い女子

これってキャラじゃなくて本当だったんだなって、実感した。

A「じゃあ、いくね？
これからも頑張って、素敵な大人になってください。

ばいばい！」

この時から、私の憧れの女性像はAになった。