スノストのりある7 (ページ37)

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樹side

やべえ、まじでめっちゃかわいい。

隣に来て、距離を縮めてくるAに顔がゆるみ始める。

「樹、、、、」

そして、ちょっと垂れさした目じりと、上目遣いをつかって俺の名前を呼ぶ

ああ、
まじ康二くんがうらやましい。

樹「なにーー」

「私にもかまって」

うあああああ////
やばい、やばい

やばいでしょ。

なになに、そんなこと俺に言う？
可愛すぎてもたない

樹「なんだよ(笑)
ちょっと今は無理」

いやいや、思ってないよ？そんなこと。
今すぐにでも構ってあげたいけど
企画のために心を鬼にして頑張ります。

するとスマホを触る俺の手を掴んでくる

「スマホばっか触らないで」

樹「今、めるる見てるじゃん」

「・・・・・・やだ」

そして俺の肩におでこをこつんとあててくる

死んだ

俺のことでやきもち妬いたAが
俺にかまってほしくて、甘えてくる

この景色。

永遠にこの動画を宝にしよう、そう決めました。

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(別室)

大我「ふっｗｗｗｗｗ」

ジェシ「やばいわ！(笑)これはたまらんでしょ、樹も」

北斗「いや、樹にやけすぎてない？(笑)」

慎太郎「ほら！今もめっちゃ鼻の下伸びてるよ(笑)」

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樹「やだって何？」

「・・・」

樹「お前だって、YouTubeで康二くんにチューしてる時は俺らの気持ち考えてなかったでしょ？
一緒じゃん」

そういうと
目をまんまるにしてびっくりしていた。

かわいい、
どの表情も、本当にかわいい

「YouTubeは仕事だよ」

樹「俺にもして、今」

「むり」

樹「自分はいいのに、俺らが他の女子みたら怒るの？」

「私は、他の俳優さんとかを楽屋でかっこいいとか言わないもん」

樹「でも、仲良くしてんじゃん。」

「お仕事だよ。
でも、樹は違うじゃん。

鼻の下伸ばしてさ」

樹「伸ばしてねーよ」

なんて言ってまたスマホに視線を移すと

そしたら突然

チュッと触れるAの唇

「はい///これでいいでしょ」

その時

バン！！！と開く扉と
カメラを持ったメンバー