スノストのりある7 (ページ24)

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【答え合わせ】

「じゃ、第一問目！

『バレンタインのチョコ欲しい？と言われた時の返し方。』だね。

どうしよう、
まず正解を言っちゃおうかな、、、」

佐久間「おっ、正解！」

康二「これ、いわゆるAの性癖の暴露やね(笑)」

「おい、それ言うなよ(笑)
言いづらいじゃん(笑)」

照「あっは！」

「正解はですねーーーー、

『本命なら欲しい』

です！」

深澤「え！それは意外だった！」

康二「え、そんなんええの？
渡しづらくならへん？」

「いや、義理チョコだったらいらない。本命が欲しい！ていう意味に私なら受け取っちゃいますし、
本命チョコをくれたら、受け取りますよっていうのを確認できるのは
渡そうか迷ってる女の子側としてはありがたいのよ」

目黒「ちなみに、Aは学生時代に本命チョコあげた？」

阿部「お！いいねー気になる」

そんな話題が出て、
康二を見ると、ひきつりながら笑ってた。

だって、ふっかと付き合ってたのは高校時代だし、
その後ずっと好きだった人はさっくんだもん。

ふっかはちょっとこっちを見上げてニヤッとしてた。

深澤「Aはそういうことしないんじゃない？」

なんて言いながら、
私が緊張しながらあげたことを、思い出してニヤケテた。

照「佐久間、もらったことあるでしょ？
俺らは一回もないよ？(笑)」

佐久間「俺は毎年もらってるーーー
義理だけど。
大我ももらってるし」

「私は毎年、佐久間家3兄弟と大我とうちの兄弟にあげてるよ。
てか、お母さんが作ろうって言ってくるから」

佐久間「そう、Aの母ちゃん、俺らのこと大好きなんだよ(笑)」

「そうそう(笑)」

阿部「で、本命はあるの？」

「ある、、、ね(笑)」

ちょっと照れながらいうと
ふっかがめっちゃ余裕そうに笑ってた。

むかつく(笑)

翔太「え！！！！あんの！？」

「あるねえ(笑)」

ラウ「まあじ！きゃああああああああああああああああああ」

この教室には、興奮するスノメンバーと
複雑な顔で笑う、こじさく
余裕そうに笑う、ふっか。

目黒「俺、ふっかさんが何か隠してる気するんすけど(笑)」

深澤「いやいや！！
何も隠してないんだけど(笑)」

観察眼の鋭い目黒には、ばれてしまいそうだった。

康二は不機嫌そうにふっかをにらんでいた。