スノストのりある4 (ページ23)

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【特報】

(ニュース番組が次々に画面に映し出される。)

プチッ

テレビを消して、いつも通り研究所に向かう理系大学生、広瀬すず

広瀬「おはよぉ」

あくびをしながら入っていく研究室
その名も「ウイルス研究ゼミ」

【新型コロナウイルスのワクチン開発】についてのレポートをグループで発表することになっていた。

そこで使うレジュメが
突風で窓から外に

それを拾ったのがなんと、、
医学会の代表だった。

男「君たち、これ、任せてもいいか」

(BGMが始まる)

ナレーション
『ひょんなことから
国を代表してワクチン開発！？

ただの女子大学生が国際競争の渦に巻き込まれていく！
大切なのは、人命か経済か

その狭間で悩む女子大生の物語！』

すず「いける、、、できる！
これなら予算内で作れるよ！！」

真夜中の研究室で
泣きながらはしゃぎまくる5人

そこへ、

(BGMが切れる)

バタン

男「補助金が、、、、切られた。
もういい。普通の学生に戻ってくれ。」

(BGM復活)

美桜「今辞めたら絶対だめです！！」

芽郁「どうしてですか！」

男「アビガンを使えば、、、、
日本は国際社会から安心を得られる
経済を動かすには、外国の薬を買わないといけないんだよ！！！

これを使わなければ

復興後、
日本は必ず世界経済から取り残される」

新木「待ってください！
この薬はまだ安全性が確認されていないはずです！」

A「政治家の認可が降りなければ処方もできない、、

でももし！
私たちがあの薬を完成させたら！」

男「無理なんだ！薬が完成しても...

...
政治は誰にも動かせない！」

すず「私たちは続けますよ」

男「勝手にしろ。
でも、金はもう出せない。

すまない、こんなことに巻き込んでしまって」

バタン

すず「私たちだけで絶対やろう」
4人「うん」

そして募金活動やオンラインセミナー、クラウドファウンディングで資金を集め
再びワクチン開発を続行することに。

そしてやっとワクチンが完成

すず「持って行こう、」

永野「でも、どこに...」

A「WHOじゃない？」

今田「どうやって」

A「....」

新木「あれ？あんた！今持ってたワクチンは？」

A「あ！！！
うんこしたときに、トイレに置きっぱなしにした！！」

4人「今すぐとってこおおおおおい」

2021年3月5日全国ロードショー/
「感動の物語、見逃すな」

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