スノストのりある4 (ページ15)

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Snowman 『Kissin my lips』初動売上88万枚

そんなニュースがマネージャーを通して耳に入ってきた。
もちろん嬉しいんだけど
それでもやっぱり負けているという結果に悔しさが残る。

康二におめでとうってLINEを送ったら
ありがとう、ストのおかげやでって。

そんなわけない。
正直、最近のスノの人気はすごいし
事務所の力から離れても仕事のオファーが来ているのは知ってるもん。

ストの楽屋で、
悔しいっていうムードが流れていた。

北斗「なんかやっぱ、負けてるってのが

、、、、

なんかね、悔しいよね」

最初に言葉にしたのが北斗なのは
正直意外だ。

大我「悔しい」

森本「ね」

ジェシ「プロモの数が全然ちげえじゃん」

樹「いや、それもスノの力だと思うよ。俺は」

樹がそういうと
ジェシーが舌打ちする。

ジェシ「なんでだよ」

負けた悔しさが
苛立ちに変わるのも、本気だからだよね。

優吾「やっぱ、周りに合わせていかないといけないんだって。
勝手に変に俺たちだけで盛り上がるんじゃなくてさ、、。」

ジェシー「は？
そうじゃないと覚えてもらえないでしょ

同じことしたって意味ねーじゃん」

テーブルの下で足を揺らして
どうにか苛々を抑えようとするが

感情がそれを超えている様子のジェシー

森本「ジェシーの言うことすっげーわかるよ」

そんなジェシーを落ち着かせようと肩に手を触れる慎太郎を他所に

優吾「別に、目立つなって言ってるわけじゃないだろ。

ただ、もうちょっと空気よめってこと」

さっきのジェシーの発言で苛ついた高地が
なるべく穏便な言い方で反抗しだした。