ファミレスバイトしてたらヤバイやついた

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やってきました土曜日ですよ奥さん。

バイト面接は何回やってもドキがムネムネするよね。え？しない？そっか………

ただいま東京都立呪術高等専門学校前

なんだけど、









なんか思ってたんと違う！！！！！！！！！









武家屋敷か！？ってくらい門でかいし奥に五重塔っぽいの見えるし

何より高校なのに静かすぎない？？最近のさとり世代ってこんな静かなの？？？




『うわぁ………帰りた………無理だわ絶対PTAに文句言われる………』


「いや帰らないでいただきたいのですが………」
　



うおっふぉっ




え誰なにビックリさせないでよ！？(逆ギレ)




「補助監督の伊地知と申します。小柴Aさんでよろしいでしょうか。」


『あっ………そうです………』


伊地知さんなんか苦労してそうな顔だなー

上司がとんでもねぇ野郎とかね。こき使われてるのかな………





『補助監督………ってなんですか？』

「術師の方々のサポートをする仕事のことです。主に送迎や事務ですね。」

『術師？』








「えっ」

『えっ』








えっ何「あなた知らないんですか」みたいな顔されてるけど

教師じゃないの？ここ高校だよね？




『あの、ここって普通に私立の高校ですよね？』




「………いえ、ここは【呪術】を学ぶための学校です。

(五条さんが知ってたからてっきり補助監督志望かと………)」




呪術？補助監督？？術師？？？何それ？？？？

私が大混乱をしている間にどうやら面接会場に着いたらしい。

空き教室？なのか？




「そのことも含め恐らく説明があると思いますので………では、私はこれで」




面接私１人なのか………ますます訳がわからん






まぁ説明だけでも聞いとこう









コンコン









『失礼します』









「やぁ









待ってたよ小柴Aちゃん」









ドアを開けると、そこにはいつぞやの不審者が。

くっそ無駄に足が長いな。









『………間違えました。失礼します』



「待って待って待って間違えてないよ！面接でしょ？」



『私はバイトの面接に来ただけで怪しい宗教には入りません』



「君は僕をなんだと思ってるの」



『………結婚詐欺師？』






今までに一体何人の女をたぶらかしてきたことやら………









「ひどいねー笑まぁ、取り敢えず座りなよ。１から説明するからさ」

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