ファミレスバイトしてたらヤバイやついた

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『………………は？』






え、この人ほんとに人間？



髪さらっさらだし毛穴ないし顔ちっちゃ！！！



あと目がめっちゃ綺麗





「おーい。だいじょぶ？」




『……だいじょばないです。』





突然顔面偏差値でなぐられた私の身にもなってみろって………

死ぬから………





周りの女の子ざわざわだよ………







「そっかそっか〜だいじょばないか〜


じゃあ、このグッドルッキングガイ………


あ、僕五条悟〜教師してるよ〜ん」






『あ、ハイ………小柴Aです………学生です………さようなら………』





「待ってなんで帰ろうとするの」




『いや逆になんの用ですか』






生憎私の知り合いにこんな顔のいい人はいない









「いやね、君さぁ傑の………、






夏油傑の残穢こびりついてるんだよね」









ゲトウスグル………？誰だ………？ザンエとは？？







『あの、すみません………何をおっしゃってるのかさっぱりで』









「知らなくても良いよ。取り敢えず僕に着いてきてくれるよね」









そう言い放った彼、五条さんはひどく冷たい目をしていた








『そうですか………』




「うん。さ、こっちだよ」









だからといっておいそれと着いていくような私ではないのだ！！！！









すぅぅぅう………









『みなさーーーーん！！このイケメンが






彼女







募集してるらしいですよーーーーーー！！！！！』









「っは！？ちょ、待て……っ」









「ほんとですか！」

「これ、私の連絡先です！！」

「ちょっと！どきなさいよ！」

「このあとご飯とかどうですか！」









女の子って怖いねぇ〜





瞬く間に女の子に囲まれる五条さん。





もみくちゃにされてやんのー





混乱に乗じてすたこらさっさと駅のホームへ向かう









なんだかよくわからなかったが、恐らくもう会うことはないだろう









『あー………次のバイト探さなくちゃ………』

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