太陽と天道虫とひまわりと...(arxcn)

＝いっしょに・１１＝ ページ42

「ちょぉ！侑李ちゃん〜〜
　俺、照れるってぇぇ〜〜。そんな侑李ちゃんの
　きゅるるんな、目で見られたらっ。もぉ〜〜」


「きゅるる‥ん？・・もー大ちゃんってば
　何、言ってるのさ〜〜。＿＿あ。。そーだ
　あのね、んと。。光・・」


「な〜に、侑李。」


「んっとー・・この人がね..
　仲のいー、せんぱぃの‥大ちゃんなの。」



「ほ〜〜・・ほぅほぅ。
　そっか、そっか、仲の良い先輩ねぇ〜♪」


そう言った光が、慧さんと顔を見合わせ


「「わ〜〜歴史は繰り返されるぅ〜♪」」

って＿＿なんだか、楽しそう・・。




雄也パパと楽しそうに話してた宏太が

きゅーに、「う゛〜〜」って唸って腕組む。

「ん〜〜。。仲の良い先輩とは、なんつーか
　ちょぃと聞き捨てならねぇけど・・も。。
　まぁ〜・・雄也の息子なんだし、どこの馬の骨かは
　分かってんしー..それに、その先輩のおかげで・・
　侑李も明るくなったしな。うん、、うんうん。」



光が呆れた声でため息交じりに

「おみゃ〜は、何＿＿無理矢理納得しようと
　してんだよっ。おまけに、涙声じゃねぇーかっ
　はぁー・・宏太もいい加減さ、侑李離れしろよ
　まったくさ〜〜。」


「いやいや、だってよ〜。
　俺の可愛い手塩に掛けて育てた一人娘＿＿
　じゃっねぇーやっ。息子の侑李がさぁ〜ッッ！」



慧さんが僕に優しく微笑んで

「ね、侑李ちゃん。
　パパの心情ってフクザツだねぇ〜♪」


「んー。。でも..ちょっとうざぃの
　宏太ってー・・。」


「んふふ。
　あの皇帝と呼ばれていた人が
　こ〜も変わってしまうとは・・
　恐るべし侑李ちゃんだなぁ〜
　ね、キングの雄也先輩♡」


「うるせーぞっ、慧っ。
　よけーな事ゆ〜なっつーのっ!!」


「えぇ〜〜父ちゃん、何だよ〜〜！
　父ちゃんってば、キングだったんかよぉっ！
　すっげ〜〜じゃんッ。。」


「うっせー！
　恥ずかしい過去をほじくり返すなッッ！」



慧さんはクスクス笑って

「ね〜光。この２人の先輩はすごかったよね？
　み〜んな憧れてたもんっ、ね、光。」


「ぅん、すごかったよねぇ〜。他校の人も来てたし
　男子にも女子にもモッテモテでさ〜〜。ね、慧。」


「「うっるせぇ〜〜〜。。」」

２人の先輩の抵抗むなしくー


慧さんは楽しそうに

「そうそう！！モッテモテだったんだよー。
　学校の＿＿いやいや、その街のトップ２と
　言っても過言ではない感じだった〜。
　ね、スゴイでしょ、侑李ちゃんっ♪」


　

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