太陽と天道虫とひまわりと...(arxcn)

＝天まで・２８＝ ページ28

「う〜ん..ごめんじゃなぃよ？
　僕、笑顔になったんだもん
　僕、うれしいし。
　ありがとーだよ。ね、大ちゃん。」


「いや〜〜〜。。
　その、。さぁ〜・・」



「もぉー・・なぁに、大ちゃん。」

大ちゃんは、言いにくそうにして

もじもじ。してから

「そのさ＿＿＿
　俺って、ホント人として
　サイテーだって思うんだ。」


「どぅして？＿＿そんなことなぃよ？」


「いやいやいやっ＿＿
　サイテーなヤツなんだってっ。
　だってさ、俺。そのー・・
　その侑李ちゃんの笑顔
　‥可愛いとびっきりの笑顔見てさ、、
　また。またさ、耐えられず..
　しちゃったんだ＿＿その、き。キス。」


「えっ＿＿＿＿＿...き、きすぅ・・。」


「そう。＿＿あ。。でも、でも・・
　違う！違うんだ!!違わなぃのか？！＿＿
　その、唇は今日が初めてなんだけれども・・。
　そのー。。」


「ど、どこ？んっと、、どこに、したの？」


「えっと＿＿＿涙。」


「なみ.だ？」


「ああ、その〜正確には‥その、、
　目尻の所に、チュッとカル〜く。。
　軽くならイイワケじゃねーですけれども〜
　その〜、目尻にチュッてしたんだ..
　そしたら＿＿」


「そした・ら？」


「そしたらさ、もう一度ニッコリ笑ってくれてさ
　侑李ちゃん。そりゃ〜もう、とびっきりの笑顔ッ!
　天使もビックリの笑顔でさ..俺、も〜さ・・」


「・・・？なぁに・・・」


「わぁぁぁ!!!ってっっ
　萌えキュンで、萌え悶えて萌え死に
　＿＿いやいや、キュンッ！萌え死に
　しそぅでさ！も〜〜ヤバいの何のって!!」



ふんふん。興奮気味の大ちゃんに

「お、、おちつぃて、大ちゃん・・。」


「あ。。あぁ、ゴメン。
　その・・俺、侑李ちゃんの笑顔に
　やられちゃってさ..
　だから急いでさ、
　猛ダッシュで保健室出て行ったんだっ
　＿＿って、ゴメン。逃げたりして・・。」


「‥ん〜ん。。・・め。にしたんだね。」

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