太陽と天道虫とひまわりと...(arxcn)

＝いっしょに・４＝ ページ35

「んっと、あの・・この時間
　大ちゃんちって、ご家族ぃるの？」


「ん〜〜・・居るっかな？どーかな？？
　つーか、ごめんな侑李ちゃん。まさかのまさか
　圭人がも〜帰ってるなんてさ〜。まぁ〜早ぇ!早ぇの
　なのって＿＿って、あ。今日圭人、当番だからかっ！」


「とぅば..ん？」


「そ〜。夜飯の当番っ！」


「よるめし..とぅばん。。
　あ、そっか＿＿んっとー。大ちゃんの
　ママはお仕事してるの？」

「ふふふ。侑李ちゃんのママつ〜言い方
　マジ、かっわい〜〜♪」


「むぅっ。。もぉーいいのっ。
　もー言わないっ。」


「ごめんー。ごめんって！
　あ〜俺んちさ、母ちゃん居ねぇんだ
　出てっちゃってさ。だから、父ちゃんと
　俺と圭人の３人なんだ。」


「そ、そぅなんだ。・・ごめんね。」


「いやいや、そんな謝んなくってい〜ってっ！」


「ん・・。」


「あっ。んっで〜
　俺の父ちゃんは大工なんだけどさ。」


「ほぇー..大ちゃんのパパは、だぃくー・・。」


「そ〜。ふふ、侑李ちゃんのパパつー言い方も
　マジ、かっわい〜♪」


「むっ。。また、いぅーっ。」


「ごめん、ごめんって〜。」


「んー・・んっと。
　大ちゃんのパパ、お名前は？」


「お？俺の父ちゃん？
　父ちゃんは、雄也だよ〜。あ！そうそう！
　んでさ、俺も父ちゃんの母校だからさっ
　この学校に進学したんだぜ〜♪」

「ほぇぇ〜〜そぅなんだ〜。」


「おぅ！ん〜だからさ、もしかしたら
　父ちゃん、侑李ちゃんパパの事知ってかも！」

「わぁ〜ほんとだっ。しってるかなぁ〜
　今日帰ったら、きーてみる♪」


「おぅおう！聞いてみて！」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



「んっと、んと。
　・・おじゃまぁしますぅ・・。」


「ど〜ぞっ！」


玄関・・ん〜ん、お家の門のトコ

入る時から、ステキな感じだったけどー・・

玄関もりっぱー・・。



伝統がつまった、日本家屋。

すっごくりっぱな木材で出来てるおうち。

いい香り、木の香りする・・。



玄関で、僕はきょろきょろー。

「おうちの香り、おちつくね。
　森みたぃ・・。」


「だっろ〜♪それ自慢なんだぜぇ〜。
　この家さ、親父が建てたんだ！んでさ〜＿＿」


そう大ちゃんがふっふーんの顔してたら

お家の奥から人・・きたの。


スラッとしたー..キレイな人、きた・・。


僕は、もじもじ。人見知り発動ちぅー。


大ちゃんはニッコニコで

「あ〜慧さん!慧さん!ほらっ
　俺が言ってた侑李ちゃん!!」


　

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