夏なんて嫌いだった (ページ25)

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運命的なページ25

ラウールside

そのデザイナーさんと初顔合わせ

やっぱり思った通り、僕が探していたのは

彼女だった

と、言うことはきっと阿部くんの運命の相手

でも、こんなに僕と話してるのに

阿部くんの話が1ミリも出ないのは

彼女が口が堅いのか

もしくは

'もう忘れているか'

でも、僕があからさまにアイドルって言った後から

なんかずっと誰かのことを考えてるAさん

わかり易すぎて

柄にもないことを言ってしまった

衣装合わせの日も

会わせたい！！

その一心でSnowManの楽屋にあの衣装のまま見せに行って

呼んでこようと思ったのに

この衣装を見た瞬間

阿「なんか凄く俺の好きなデザイン笑」

阿「デザイナーさんって本当に凄いんだね！！」

渡「俺も好きだわ！！」

深「ラウール、すげぇな笑」

なんてまさかの全員会いたいって着いてきちゃうもんだから

内心ドキドキしてたのに

まさかの挨拶に行ってしまってまだ戻ってきてないって

深「当日挨拶するか、」

渡「だな」

目「ラウールの子守りをありがとうございますって言わなきゃ」

ラ「めめ！それ違くない？！」

阿「当日ラウールのパフォーマンス見たら驚くだろうね笑」

ううん。きっと

阿部くんもAさんも驚くことになるよ？

なんて思ったけど言ってあーげない

え？悪い子だって？？

僕。天才だからさ？笑

なんて思っているとマネージャーからメモを渡される

'パフォーマンス楽しみにしてます！'

なんてメモ

渡「うわ！字から分かる、この人絶対良い人！！」

なんてよくわかんないしょっぴーは置いておいて

阿「え？どんな字なの笑見せて笑」

という阿部くんに見せると

阿「え…？」

阿「確かに綺麗だね」

阿部くん、今誰かのこと考えたでしょ

僕って名探偵みたい笑