衣装合わせ ページ22
あっという間にまた時は過ぎ
衣装合わせの日
ラウールさんは会場でやるパフォーマンスのリハーサルも同じ日にやるらしく
改めてラウールさんは凄い人なんだって思った
マネージャーさんと話してる時に少し見えたスケジュール帳
それはもう真っ黒で
忙しい彼に少しでもお休みの時間をつくれるよう
衣装合わせは最速で終わらせようと決意した
私が持ってきたデザインは
あの、大好きな場所の彩りを入れた
青い川、緑の自然、そして、あの場所にいる猫ちゃんをワンポイントに
最後に私の一筋の気持ちを黄色で表した淡い色合い
その衣装をラウールさんに見せると
ラ「うわぁぁぁぁ！！」
ラ「鮮やかだし、しかもハッキリとした色合いなのに淡い印象…これ凄いよ！！Aさん天才！！！」
なんて、気に入って貰えたようで凄く嬉しい
じゃあ、この衣装で。と思い素早く終わらせようとしたら
ラ「ちょっとこれ、メンバーに見せてくる！！」
なんて無邪気に走っていくラウールさんは年相応で
そんな無邪気さも、彼の素敵なところだと思った
ラウールさんを待っている間に
他のデザイナーさんの名前を見ていると
知り合いの方がいたので
挨拶に行くことに
マネージャーさんにも少しここを空ける事を伝えると
笑顔で了承してくださった
久々に会えたもんだから少し話が長くなってしまい、走って部屋へ戻ると
マネ「すみません、ラウール急遽リハが始まってしまって、衣装はお戻しまでしっかりとやっておくので、今日はもうおしまいで大丈夫です！汗」
なんて言われラウールさんに会えずじまいで終わってしまった衣装合わせ
当日はラウールさんのパフォーマンスも見れるということで
一言メモをマネージャーさんに渡しておいた
当日が楽しみだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくら
| 作成日時：2021年7月14日 17時
