隠しててごめんなさい ページ14
静かに阿部くんの手を握り
カフェで手を繋いでいる私と阿部くん
その雰囲気はすごく甘くて
普通の2人ならそれこそカップルみたいで
今は喉から手が出るほど普通が欲しい
そんなことを思ったりもして
A「阿部くん、私からも報告があります」
A「隠しててごめんなさい」
A「私、」
高校卒業したら
イタリアに行くんです＿＿＿＿
それを伝えた
阿部くんは凄く驚いた顔をしていて
阿「そっか…」
阿「もっとライバル多いじゃんか笑」
違う、そうじゃない
私が言いたいのは
A「必ず、イタリアで勉強して、日本で活躍する服飾デザイナーになります。」
A「だから、必ずデビューして、私とまた出会ってくれますか…」
そう伝える
阿部くんは最初は驚いていたけど
すぐに微笑んで
阿「それってなんか運命みたいだね？笑」
阿「芸能人にも色々な女性がいるし、イタリアにも色んな男性がいると思う、」
阿「でも、俺は絶対にAちゃんを待ち続けるよ」
阿「それでAちゃんが結婚して俺の前に現われたら俺、流石にへこむかも笑」
そんなことを言われ
A「私だって…もし阿部くんに熱愛が出たら…だって！芸能人の皆さん綺麗だし…！」
A「私なんかじゃ…！！」
なんてまだ話していたのに
気付いたら彼の顔が目の前にあって
僅かに触れた唇
キスされたんだって頭が働くまで時間がかかってしまって
直ぐに顔が赤くなるのが自分でもわかった
阿部くんも真っ赤っかで
阿「お互いこの高い壁乗り越えたら絶対に大丈夫だよ」
阿「なんで？なんて言われたら根拠なんてないけど、どこまでも大丈夫な気がする！」
阿「俺の勘は侮れないよ？笑」
初恋は阿部くんで
初めてのキスも
最高の夏休みを一緒に過ごせてよかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくら
| 作成日時：2021年7月14日 17時
