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紫耀｢お手ての爪ぱっちん終わったから｣
｢おみみ？｣
紫耀｢耳かきの前に足の爪ぱっちんしたいなぁ｣
｢イイよ｣
紫耀｢ありがとう｣
｢カミカミないない｣
廉｢ないないだね｣
｢とおーい｣
紫耀｢A、届かないからカミカミしないの？｣
｢あい｣
紫耀｢A、お手ての爪は届く？｣
｢あい｣
紫耀｢届いても届かなくてもカミカミはないないだよ｣
｢ないない？｣
紫耀｢ないない｣
廉｢兄ちゃん達がカミカミしてるのみたことある？｣
｢あい｣
紫耀｢あるの？｣
｢あい｣
紫耀｢そのお兄ちゃん誰かなぁ｣
｢ないちょ｣
紫耀｢え〜ないしょなの？｣
｢ないちょ｣
廉｢兄ちゃんには言える？｣
｢ないちょ｣
廉｢兄ちゃんにも内緒？｣
｢あい｣
紫耀｢兄ちゃんに言われたの？｣
｢ないないよ｣
紫耀｢そうなの？｣
｢あい｣
廉｢ほんま？｣
｢あい｣
廉(そんなはっきり言われたらなぁ……Aは嘘はついているようには……まぁ爪噛む人は目星はつくけど)
紫耀(誰かは想像つくな)
廉｢A、誰かさんの真似して爪はカミカミしたらあかんよ｣
｢あい｣
紫耀｢分かった人｣
｢あい!｣
紫耀｢よし、お利口さん｣
｢あい｣
紫耀｢足の爪、ぱっちんするからね｣
｢あい｣
紫耀｢かわいい足だよね〜｣
廉｢このままでいてほしいわ｣
｢あい。ええよ｣
紫耀｢いいの？｣
｢ずっとにぃーにといっちょ｣
廉｢ありがとう。にぃーにがおじいさんになるまでいてくれる？｣
｢！｣
紫耀｢どうしたの？｣
｢にぃーに、おじいしゃん？｣
廉｢うん。おじいさん｣
紫耀｢Aはお姉さんになるんだよ｣
｢！｣
廉｢まさか、本当に大きくならないとでも思った？｣
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作者名：Summer | 作成日時：2023年10月10日 8時
