35 ページ35
.
屋台でたくさん食べてお腹いっぱい。
そういえば海斗は誰と来てるんだろ。
海斗焼きそば好きだったな〜。
食べたのかな？
『そろそろ花火だね！楽しみ〜！！』
「だね。俺もめっちゃ楽しみ」
もうすぐ花火が始まるからよく見える場所に移動している途中。
少し前にいつも見る背中があった。
『...海斗』
その横には女の子。
え、チカちゃん？？？
あそこ仲良かったんだ。
私が断りきれずにチカちゃんに海斗のLINE渡しちゃったから。仲良くなったんだ。
あれ？なんでだろ。
胸が痛い。涙が...涙が出ちゃいそう。
「Aちゃん行こう。」
ちゃかくんがいきなり私の手を繋ぎ歩き出した。
海斗達を追い抜かす時一瞬。
一瞬だけ海斗と目が合った気がした。
着いた先は人が少ない公園。
「ここ俺の秘密の場所なんだ。めちゃくちゃ花火綺麗に見えるよ。」
『そ、そうなんだ、！知らなかった〜(笑)』
必死に笑おうとするけど何故か上手く笑えない。
「松倉。Aちゃん松倉の事好きなんでしょ」
ちゃかくんが寂しそうな顔で話し出した。
「俺最初から気づいてたよ。Aちゃんの目には松倉しか入ってないって。」
『え？』
「俺、Aちゃんと初めて会った時からずっと好きだった。」
「俺じゃダメかな、？」
そう真っ直ぐな目で言われた瞬間大きな音と一緒に花火が夜空に打ち上がった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 337人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「TravisJapan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふくろう(プロフ) - 秋桜さん» いえいえ、すいません。いつも楽しく読ませて頂いてます、頑張ってください！ (2021年1月31日 23時) (
レス) id: a22c3cda80 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - ふくろうさん» 教えて下さりありがとうございます！！只今全て公開しました！ (2021年1月31日 23時) (レス) id: a73fb5d769 (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう(プロフ) - すいません！！間違えて公開しちゃってませんか…！？ (2021年1月31日 22時) (レス) id: a22c3cda80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋桜 | 作成日時：2021年1月26日 0時
