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時間の流れは止まることを知らずに先輩達の引退試合は明日に迫っていた。
「あ〜。今日で最後か〜。」
『寂しくなるんで言わないでくださいよ、、』
「ごめんごめん。でもほんとAちゃんがマネで入ってくれてよかった。ありがとね。」
『私も咲先輩がい無かったら多分マネしてないです』
「え〜めちゃくちゃ可愛いこと言ってくれるじゃん!よし!絶対明日勝とうね!」
2人で大量のボトルを抱え体育館に戻る。
明後日からもう1人になる事を考えると少し目頭が熱くなった。
部活もあっという間に終わりいつものように海斗と一緒に帰る。
「ついに明日だな〜。まじで緊張する。」
『ほんと早いね。海斗サーブで狙われないといいけど(笑)』
「うるせぇ!絶対勝つんだから。」
1年ながらリベロとしてレギュラー入りしている海斗。
海斗のことだから自分のせいで負けたらどうしようなんて考えているんだろう。
『大丈夫。海斗が頑張ってきたこと知ってるし。あと、海斗めちゃくちゃ上手だもん。』
「はは。Aが褒めてくれるとか珍しいじゃん。明日槍でも降るんじゃね??」
そう言って笑う海斗に肩パンをする。
『うるさい(笑)勝とうね。明日。』
「おう」
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ふくろう(プロフ) - 秋桜さん» いえいえ、すいません。いつも楽しく読ませて頂いてます、頑張ってください! (2021年1月31日 23時) (レス) id: a22c3cda80 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - ふくろうさん» 教えて下さりありがとうございます!!只今全て公開しました! (2021年1月31日 23時) (レス) id: a73fb5d769 (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう(プロフ) - すいません!!間違えて公開しちゃってませんか…!? (2021年1月31日 22時) (レス) id: a22c3cda80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:秋桜 | 作成日時:2021年1月26日 0時