シューズを履いて

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私がマネージャーになってから月日はあっという間に過ぎ季節はもう夏休み前。






そして3年生の先輩達の引退試合が近づいていた。







「あ〜引退したくないよ〜。まだ可愛い可愛いAちゃんと一緒に部活したいよ〜」







『私もまだ咲先輩と部活したいですよ〜』









めちゃくちゃ仲良くなった咲先輩と一緒にボトルの準備をする。









「今2年生の部員ゼロじゃん？だから1年生が入ってきてくれてすごいうちら3年も喜んだの。」







そう。うちのバレー部は2年生がいない。
色々あって皆辞めてしまったらしい。








「Aちゃん達ならきっとウチらがいなくてももう大丈夫だと思う。海斗くんもいるし。」







『ちょ、そんな事言わないでくださいよ。泣きそうです。』









「え〜！泣かないで！！ごめんごめん(笑)で、海斗くんとどーなの？ずっと聞きたかったんだよね(笑)」








ニヤニヤする咲先輩。








『え？(笑)どーって？？』










「え？付き合ってるんじゃないの？いつも一緒に帰ってるじゃん。3年みんな付き合ってるって思ってるよ？」







そう。私達は毎日部活帰りに一緒に帰るようになった。たまに時間が合えばサッカー部のちゃかくんも一緒に。








『付き合ってないですよ(笑)家の方向が一緒で。』








「ふーん？お似合いだと思うけどな〜(笑)」







『ちょ、からかわないでくださいよ！さ！練習行きましょ！！！』








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