シューズを履いて

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何事も無く学校も終わり部活も終わった。







「Aちゃ〜ん。入部届け出してくれたんだって！？」







制服に着替えに行こうとした時咲先輩に話しかけられる。







『あ、はい！これからよろしくお願いします！』







「こちらこそよろしくね〜！Aちゃん経験者って聞いたしほんと心強いよ〜。これから分かんないことあったらなんでも聞いてね！」








『ありがとうございます！！』









「ん！じゃあおつかれ〜。また明日ね〜。」








『お疲れ様です！』









「A！今から帰り？」








咲先輩と別れて教室に戻ろうとするとボールを片付け終わった海斗が後ろから走ってくる。









『え？うん。今から教室で着替えたら帰ろうかなって』









「そっか。あの、よかったらさ、、」









ごもごもと何かを言いたそうな海斗。









『一緒、帰る？(笑)』









「え！いいの！？なら靴箱のとこで待ってるから！」









じゃあ後でって嬉しそうに体育館に戻る海斗。
相変わらず可愛いな〜。









今日もまた一緒に帰るんだって思うと少し嬉しくなって教室に戻る足を少し早めた。







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