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「て、手当をします!」
白衣を着た男性が俺に話しかけたが、俺は何が起こったのか分からず、ボーッとしていた。
『い”っ…』
消毒液が傷口に染み、激しい痛みが襲ってくると、意識もハッキリとして我に返る。
次々と店内に警察官が入り、強盗は担架に乗せられて運ばれていった。
やはりこの街の警察官や救急隊員は多くの事件で慣れているせいか、とても手際よく後処理をしていた。
「とても無駄のない回し蹴りでした…何か格闘技でも習っていらっしゃるんですか?」
『…はい?』
「あ…す、すみません…個人的なことを聞いてしまって…」
よく分からない言葉を聞いて咄嗟に声が出たが、それで医者は黙ってしまった。
「…思ったよりも傷が浅くて良かったです。1週間ほど安静にしていれば傷口が開くこともないので、大丈夫ですよ。もし心配であれば、病院に行ってもいいですが…」
『いえ、ありがとうございます…。暫くは安静にしています。』
「はい。お大事になさってください。」
にこやかな表情の彼に見送られ、俺は家に帰った。
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さく(プロフ) - 面白くてスラスラ読んでしまいました!更新楽しみにしています!! (2020年10月25日 20時) (レス) id: 3163cb22f6 (このIDを非表示/違反報告)
はしぽん(プロフ) - MAERさん» コメントありがとうございます!頑張ります!´`* (2020年10月8日 10時) (レス) id: 5e08e9cd70 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - 面白いです!更新頑張って下さい、、! (2020年10月8日 7時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
はしぽん(プロフ) - 舞さん» コメントありがとうございます! 掛け持ちですが、どちらも更新頑張ります…!m(*_ _)m (2020年10月5日 9時) (レス) id: deac2c46f8 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^ - ^ (2020年10月5日 0時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はしぽん | 作成日時:2020年10月4日 23時