【呪術廻戦】高専肉食系男子多い説を男子が証明しようと思います 2

肉食系×伍拾 ページ2

「呪具？」

「私のみたいな、呪力の篭ってる武器のことだ」


持ってるか？付け加える真希


「この前ごじょーせんせーに貰った！」


ごそごそとポケットを漁って、出したのはミニサイズのマスケット銃

呪具が銃だとわかった途端、真希は何かを思い出したのか嫌そうな顔を全面的に出した


「あぁ…いいんじゃねぇの……」

「言葉と顔が合って無さすぎるね……」


どんなのが似合いそう？Aは真希に問う


「なんでも似合うんじゃねぇーか？」

「てっっっきとうだね！！！塩対応すぎてもう無味無臭だよ！(？)」

「あー、あれにしろあれにしろ。」


《色んな種類を試してみて、合ったやつを幾つか兼用。外れないだろ》


.


「しー」と、口元に人差し指を立てる五条。

漸く訓練を終え、頭を傾げたAは、流れている音声に耳を傾げた


《赤の導線青の導線どっちを切ったらいい！》

《……昔住んでた所のゴミの指定袋がね》

《おいおいこんな時になんの話だい？》

《プラゴミが赤で燃えるゴミが青の袋だったの…

私思ったわ「逆じゃない？」って

そうよ赤よ！！普通赤！！》


ギャグなの？サスペンスなの？SFなの？ミステリなの？？

映画のジャンルがここまで分からないことあるかと。Aが眉をひそめた時


ボブーッ

「！？」


Aからは見えない位置から飛び出してきたのは、両手にグローブを填めた、小さいくまのぬいぐるみ

瞬間。頭だけ見えていた虎杖の、顔面を殴った


「コーラ飲んでる時はやめろや！！」

「飲むなよ 何余裕こいてんの」

「お家映画には、ポテチとコーラでしょ！！」

「それはそうね」


五条が頬を摩る虎杖に近づきながら会話を交わす


コーラがこぼれた〜と布巾を探す虎杖の真後ろから、Aは声をかけた


「映画か〜………ゆーじと見たらアクション一択になっちゃうじゃん！！！」

「おぉ！？！！A！！って、おうち映画といえばアクションだろ！！」

「えぇ！映画はミステリーの予告だけ見て犯人推理してネタバレ聞いて一喜するのが面白いんじゃん！」

「当たってる前提なのな！Aとミステリー見に行けないわ！！」

「あ、ホラーでもいいな〜」

「キイテクレマセンカネ……」


謎の趣味を持つ映画談に話を咲かせる(？)ふたり


ネタバレはしないから〜、とAは虎杖が座っていた隣に腰を下ろした

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