【呪術廻戦】高専肉食系男子多い説を男子が証明しようと思います

肉食系×拾弐 ページ13

「褒められた？！やっばい褒められてこんなに嬉しくないこと初めてだ！わーい！！今のって平歓喜って言うのかな？日本語って本当に難しいよね！のんはっぴー！！アンハッピーだった！！！」


五条の顔面にも驚かず通常運転マシンガントークを続けるA。

謎の質問と答える速さ、常人離れした頭脳に黙りこくっていた一年が漸く声をあげた


「バカだと思ってた」

「こればかりは同感だな。」

「Aは毎回学年一年だもんな！」

「そうそう俺中々の天才だから！目隠しティーチャーが私の腕の縛り方で頭良いと決めつけるのも訳ないよ〜！」

「あれ、バレちゃった。」


テヘペロ。なんて小さく舌を出した五条に、Aはまた声をあげる。


「それよりさ！帰っていい？」


三度目はないよ！と言わんばかりのAの言葉に、

五条はAの腕から離していた手を首裏に回し、頭を音を立てながら回し始めた


「引き止めちゃってごめんね〜。
てことで一年ら、退室お願いね。」


そっち！？とすらツッコミを入れないのか、なんとなくこの展開を察し取れていたAは一年三人にひらひらと手を振った


「えぇ！Aともう会えないのか！？」

「行ければ行くよ！！あ、この言葉って1番信用ならないよね！絶対歯医者とか嘘の言い訳つけて約束破るやつ！俺もよくやってた！ははは！6年越しのカミングアウト！！」

「ま、コイツなら大丈夫でしょ。」

「……。」


呪い以前に別れを悲しむ虎杖、謎の信頼感を持っている野薔薇、未だ警戒が抜けない伏黒


そんな一年三人は、野薔薇に背中を押されながら部屋から去っていった。

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