肉食系×肆 ページ4
「っと。宿儺の眼球を拾って死んでないイカレボーイは君か」
呪術高専・内。
革張りのソファーが2つ対面して置かれてあり、間には木のテーブル。
そんな部屋に、Aは一時的に置かれていた。
『なにこの学校趣エグ!』と何故か意気揚々としている彼の目の前に、あるひとりの男が座った。
「イカレボーイだって!なんか臭そうな名前だね!それってイカボーイだっけ?ははっ!どっちにしろ臭そう!」
初対面相手にも関わらないマシンガントークに、目の前の男_五条悟は目隠しの下で小さく目を見開いた後、Aの服の襟元を掴んで、自分の方に引き寄せた。
「お」と声を出すAの首元に、無駄に高い鼻を埋める五条。
そのままスンスン。と鼻を引くつかせたと思えば、引き寄せていた手を離した。
「イカレボーイ!君、臭くないじゃん!!」
「わっ!なにこれセクハラ!?男には初めてされたんだけど悪くないね!」
「ははっ、ボク一応教師だからその言葉は厳禁ね」
人差し指を自分の謎にプルプルの唇に当てた五条は、その人差し指をそのままAの冷たい唇に当てた
「今のはセーフ?」
「セェェェフ。」
手のひらを下に向け、横に引く五条
「ボーダーライン謎なんだけどまぁいいや!で、なんの話してたっけ?」
「そう、それだよ。
はーい、じゃあ入っていいよ〜」
頭を傾げるAの目前に指をさす五条。
びびった〜!とケラケラ笑うAを他所に、ずっと閉じられていた部屋の扉が開いた
「ゆうじだ〜!!!と、女の子と男の子!」
「さっきぶりだな!!」
「女の子って…雑すぎでしょ。」
「……。」
内心警戒しているが外面余裕ぶっている野薔薇に、警戒度MAXで手で影絵の犬のような形を作っている伏黒
スキップをする勢いで入ってくる虎杖に、ふたりが続いた。
「はーい、て事でイカレボーイは事情聴取ね〜」
「文脈草!!!てか、事情聴取とか初すぎてテンション上がるんだけど!うっひょぉ!」
ソファーの上でバタバタと足を振るAは「あ!」と声を上げた
突然の声に身構える野薔薇と伏黒を他所に、Aはソファーの下にあったバックをゴソゴソと漁る
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きのこっのっこーのこっげっんっきっのこっ - いやぁ…うん、面白すぎるわ()夢主おそ松さんの十四松みたいd(( (2021年4月2日 19時) (レス) id: 0614e5eebb (このIDを非表示/違反報告)
亜麻葦(プロフ) - 由哉さん» そんなに悩んでくださりありがとうございます…!他にも誤字脱字などがあったら不確かでもどんどんコメントくださいね!笑 (2021年1月16日 19時) (レス) id: cfeb7c9eca (このIDを非表示/違反報告)
由哉(プロフ) - 亜麻葦さん» 誤字でしたか!ひたすら文の前後を読んでコメントを送るか送らないか悩みましたが、お役に立てて良かったです!(^∀^*)更新頑張ってくださいo(^ω^)o (2021年1月16日 18時) (レス) id: 021ccdd210 (このIDを非表示/違反報告)
亜麻葦(プロフ) - 由哉さん» ごめんなさい!しっかりと誤字でした…(泣 細かいところまで気づいて下さり嬉しいです!コメントありがとうございます^^ (2021年1月16日 17時) (レス) id: cfeb7c9eca (このIDを非表示/違反報告)
由哉(プロフ) - コメ失礼します。肉食系x弐の夢主の「気づいた?」の台詞の虎杖の名前が"虎枝"になっているのですが・・・わざとなのか変換ミスなのか気になりコメントさせていただきました┏● (2021年1月16日 15時) (レス) id: 021ccdd210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜麻葦 | 作成日時:2020年12月2日 16時