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✐14 ページ16

ジェルside



璃花さんに事情を説明して病院へ向かう。



璃花さんが私が病院へ連れてくって言ってたけど、流石に施設の方にも子供達いるし大変そうだったから俺が病院へ連れて行くことにした。



相変わらず俺の腕の中で眠っているAちゃん。




病院に着き、待合室で待っているとAちゃんが目を覚ました


『ここ、、どこ、、?』


キョロキョロしながら質問してくる


ジ「ここは病院やで」

Aちゃんは首を傾げながら

『なんで病院にいるの、、、?』

ジ「Aちゃん今怪我してるやろ?だから病院の先生に診てもらうねん」

『そうなんだ、、、病院の先生は怖くない人、、?』


怯えながら聞いてくる小さな君。


ジ「大丈夫。全然怖くないで、俺もずっとついてるからな!」

『うん、、、』


不安からなのか、俺のシャツを小さい手でぎゅっと掴んできた



やっぱり君を守りたい。

安心させたい。


そんな思いがずっと頭の中をぐるぐるしていた。



﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏

名前を呼ばれ診察室に入る


ガラガラ


ジ「Aちゃん、ちょっと椅子に座って?」

『やぁだ、、、』

ジ「俺も横にいるから、な?」

『ん、、、』


俺を見て勇気を出してくれたのか自分から椅子に座ってくれた


先生に診てもらうと、包帯を巻いてくれた


医「しばらく無理しないで過ごしてね!」

『うん、』

医「安静にさせて下さいと施設の方に伝えてください」

ジ「分かりました」


診察室から出ると

『、、、抱っこ』

裾を引っ張りながらこっちを見てくるAちゃん


可愛い、、、。


ジ「ふふふ、診察よく頑張ったな!」


ひょいと小さな体を持ち上げる


少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうな君が本当に可愛くて、、、



そうして塗り薬を処方され、施設に戻る



﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏






俺の腕の中で君はすやすやと眠っていた。



里親になりたいってことはメンバーにも言ったし、施設の人に伝えてみようかな、


施設につくと門の前で心配そうに璃花さんが立っていた


璃「本当に今日はご迷惑をお掛けしました、、、Aちゃん、大丈夫でしたか、?」


ジ「はい!包帯を巻いてもらってしばらく安静に過ごすようにと医師から言われました!」


璃「そうでしたか、、、本当にありがとうございます!」


よしっ、、、


言おう。



ジ「あのっ、、、!」



璃「なんですか?」









勇気を出して俺は言葉を放った。

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いちごぱふぇ。(プロフ) - 初コメ失礼します!無理しない程度に更新頑張って下さい。続きが楽しみです! (12月19日 17時) (レス) id: 3e82b3abfb (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - 更新ありがとうございます!マジで神だああああ可愛いいいいいい無理しないでください!首をキリンよりも長くして待っておきます! (7月24日 21時) (レス) @page27 id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。(プロフ) - 続き待ってます! (7月12日 20時) (レス) id: 387b4d631c (このIDを非表示/違反報告)
雪那【あきりす】【レモりす】 - だあああ更新ありがとうございます!マジで神っすね・・・!無理せず更新ふぁいとです(*´▽`*) (2023年2月13日 21時) (レス) @page23 id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - すごく面白いです!テスト頑張って下さい! (2022年9月27日 12時) (レス) @page23 id: 9ae5a91f89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カプチーノ | 作成日時:2022年2月10日 23時

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