俺がパパになるなんて､､､【橙】

✐０１ ページ3

ジェルside



部屋の中で1人

いつもより早く作業を終えた俺は

散歩に行こうと思った




今は季節の変わり目と言うやつで


何故か気分が上がらない事が多く


気分転換も兼ねて外に出ることにした





あまり見慣れない公園の並木道



緑の葉っぱから赤や黄色の葉っぱに移り変わろうとしている


綺麗やな、


なんて思いながら


淡々と並木道を歩いていく




並木道があと少しで終わるかなという頃







無邪気な子供達の声が聞こえた




ここの近くに幼稚園なんてあったっけ､､､


だんだん子供達の声が大きくなっていくのを感じた



「キャッチボールしよ！」

「おままごとしよーよ！」



可愛いな､､､w



このまま通り過ぎると思っていたが


何故かふと足がとまった。



楽しそうに遊ぶ子供達を見て


俺にもこんな時があったのかな､､､


なんて考えて


しばらく眺めていると



フェンスの向こう側から子供を抱っこしたお姉さんが


？「ふふふっ、良かったら遊んでいきます？w」


ジ「えっ、、？」


？「あっ、いや、wとってもニコニコしながらこちらを見ていたので子供が好きなのかなって、、w」


もちろん子供は大好きだけど


俺そんなに顔に出てたのかな


ジ「あっ、えっと､､､これから用事あるのでまた来ますっ！」

？「えっ、、？あっ、いつでも来てくださいね！」


ペコッとお辞儀だけ提げて


逃げるように来た道を走った




・



なんで俺逃げたりしたんやろ




また、





行ってみようかな






・

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