友人の遺言通りに救う側の人間になります。

エピローグ ページ49

7年後…






「安室さん！ハムサンドとアイスコーヒーオーダー入りました！！」



「了解です！」




「……安室さんって料理お上手ですよね？」


「そうですか？
まあ幼馴染の親友と大切な友人に
コツを教わりましたから」


「それってかわいい女の子だったりして！」


「残念ながら2人共男です…」


諸伏景光



警察庁公安部に配属され…某組織に潜入するが正体がバレ…友人や家族を守るために自決





檀一雄


刑事部捜査一課強行犯捜査三係に配属され
休日に電車で遠出している最中見つけた爆弾を解体しようとしたが止まっていたタイマーが動き出し…爆死


ﾊﾟﾘﾝ


「おいまじか！？」


「あーごめんなさい！でもグラス…机の脇に置いてあったから…」


「俺が悪いっていうのかよ！」


「あ、ちょっ」


「お互い様です…あなたはスマホに気を取られて…
グラスの置き場所の配慮が足りず…
あなたはバックの文の幅を忘れ安易に逃れようとしました僕が何か間違ったこと言ってますか？」


伊達航…

所轄を経て警視庁捜査一課強行犯捜査三係に配属されるが…徹夜の張り込み明けに居眠り運転の車にはねられ事故死…



「まあ二人共怪我がなくてなによりです！
代わりのアイスコーヒーは…今お持ちしますので…」


「痛っ！」

「おいおい…君が怪我をしてどうする？慌てないで…
焦りこそ最大の………」


「最大の…なんです？」

「厄介者です…」


松田陣平…

警察庁警備部機動隊爆弾物処理班に配属されるが
その後警察庁捜査一課強行犯捜査三係に配属され…
追っていた連続爆弾事件に遭遇するも大勢の命を救うため爆死


(組織からメール…RUMか…)


「急用が入ったので先に上がってもいいですか？」

「はい！ではまた明日！」

マツダRXー7…

そういえばアイツはこの車好きだったな…




萩原研二


松田と同じく警察庁警備部機動隊爆弾物処理班に配属されるが…
爆弾事件に遭遇し爆弾解体中に…
止まっていたタイマーが動きだし爆死…



そしてこの俺


降谷零…



警察庁警備局警備企画課…公安を束ねるゼロという組織に配属され…安室透という偽名を使い



現在某組織を探るべく潜入中！！

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