友人の遺言通りに救う側の人間になります。

39話 ページ40

はずなんだけど、





何故俺は今…


降谷「大丈夫か？一雄」


『……お前は今、俺が大丈夫に見えるのか…？』


降谷「いや…見えない…」



俺と松田と萩原と降谷


俺ら4人は今、マツダRX−7FD3Sに乗っている。


自動販売機でお気に入りの葡萄ジュースを買おうとしたら降谷に捕まり
萩原の運転でここまで連れて行かれた。


聞けば


暴走したトラックを止める気らしい。



まじか。


ちなみに
萩原の運転がちょっと…いや大分荒くて俺は酔ってる。



『ねぇ…もうちょい運転普通に…ゔ…』


松田「よォ大将！待たせたな…」



ねえ人の話聞いてた？！



とりあえずゲロらないことを前提で





素数を数えよう


2、3、5、7、11、13、17、19…えっと…

ｺﾞﾝｯ


『あだっ…』


運転荒い…


降谷「ダメだ重量が違いすぎる…」


松田「……おい萩原」

え、


な、なにするんだ…

というか俺そろそろゲロるぞ…


松田が手に持っているのは赤色灯を手に持っている。



松田「アレできるか？」


ん？


萩原「上等…」


降谷「アレって…？」


松田「おい！サンルーフを開けろ！」


「は、はい！！」


お、おいおいおい…



何しようとして…


松田「ゼロ…下噛むんじゃねーぞ…」


萩原「一雄ちゃんは俺の方に寄って」


『お…おう…』

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