六十三話 ページ20
「開始1分前でーす。ではここで歌姫先生にありがたーい激励のお言葉を頂きます」
「はぁ!?え....えーっと!あーある程度の怪我は仕方ないですが...そのぉ...時々は助け合い的なアレが...」
「時間でーす」
「ちょっ五条!!アンタねぇ!!」
「それでは姉妹校交流会スタァートォ!!!!」
「先輩を敬え!!...ピーガガ」
なぜ開始直前にこんなコントを聞かされねばならんのかというツッコミはまぁ置いておくとして、
さてどうしたものかな。
この前の様子的にどうせ両校で争い始めるのだろう。
虎杖君が心配ではあるが中に宿儺もいるし問題ないだろ。とりあえずは両校の観戦といこうかな。
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『観戦、とは言ったがバラけててどこに手をつけてよいやら〜悩ましい。別に虎杖君一人だけという訳じゃなくて宿儺が気にしてた伏黒君の様子も見てみたいんだよなぁ〜どうしたもんか...』
というかこの札地味に厄介だな。
おでこに貼ってるせいで視界は悪いし術式が上手く発動しない。気持ち悪い感覚だ。
随分良い札を使ってる。腕に付けられた方も再生しないようになってる。どちらも封印に近い札だな。
しかしこんないい札作るのに数十年はかかりそうだが、こんな所で使っていいんだろうか。
適当に歩いていると人影を見つけた。
お、あれは.....
『やーやー東京校の皆さん』
「「「「!!」」」」
声をかけた瞬間、皆戦闘態勢を取った。
まぁ当たり前か‘‘敵,,だしね。
東京校全員かと思ったが、2人と1匹だけか。
虎杖君は伏黒君達と一緒か?
『まーまー落ち着きたまえ』
「すまないがそういう訳にもいかないんでな」
『何故?』
「悠仁が京都校の奴らに狙われてるかもしれないんだ」
『あ゙ぁ〜有り得るねぇ。それを助けに行こうということか。いいねぇ優しいねぇ』
「そういう事なんで退いてちょうだい」
『うん別にいいよ。というか最初から戦う気なかったし』
「はぁ?」
『こんな
京都校含め、生徒の実力がどれほどあるのかも気になる。二校が争っている中に自分が入れば全員の実力は見れないだろうし、‘‘観る,,に徹した方がいい。
『というか、助けたいならさっさとした方がいいんじゃないか?じゃないと.....殺られちゃうよ?』
「「「!!!」」」
「...あぁ、そうだな。先を急ごう」
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雪華(プロフ) - 愛実さん» 愛実様 お久しぶりです。まさかまだこの作品を待ち望んで下さる方がいらっしゃるとは...。本当に有難い限りです。本日ようやく完結いたしました!宿儺の姉シリーズはこれからも続きますが、気長に完結をお待ち頂けると幸いです。コメントありがとうございました。 (8月16日 16時) (レス) id: 7ea62759ab (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - めっっちゃ続き待ってました更新ありがとうございます…!!!作者様のペースで、更新頑張ってください!続き楽しみに待ってます😊 (8月12日 0時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
YUKIKA(プロフ) - 続き待ってます (2022年12月15日 12時) (レス) @page24 id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - お久しぶりです…。作者様が更新できるときまで待ってます。また更新を再開してくださる日を楽しみにしてます…! (2022年2月23日 19時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 棘推しさん» わー!!ほんとだ!1箇所除いて全部間違えてた😂教えていただありがとうございます!!ただいま修正させて頂きました!応援ありがとうございます! (2022年1月21日 22時) (レス) id: b1173b4699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2021年7月22日 15時