第53話 ページ7
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忍「おい」
と、忍の声で我に返る。
『な、なに？』
忍「なに？じゃねーよ…どこに眼帯つけてんだ」
『え？』
そういわれて私は忍の顔を見た。
『ブーーーッ！！コ…アラ…！！』
忍「こら、てめえッ！」
忍の顔を見て盛大に吹き出してしまった。
だって、それはないよ。
『あはははっ…ごめ……！！ツボ入った…コアラって…あははっ…』
未だお腹を抱えて笑うAを見て忍は、毒気を抜かれたような顔をしていた。
忍「…お前が腹の底から笑ってる顔、珍しいな」
『え…？』
忍「俺が見てきたお前は、泣きそうな顔とか辛そうな顔とか我慢して笑ってる顔とかそんなんばっかだったからな」
え……
忍「気に入ったぞ。もっと見せろ」
『……………っ！！』
初めて見たあまりにも綺麗な笑顔に赤面せずにはいられなかった。
動揺が隠せない。
なにその笑顔…何その言葉……
まるで自分はずっと見てるよって…
勘違いしちゃうよバカ……。
＿＿＿＿＿＿＿
忍side
Aが眼帯をつけている間、忍は考えごとをしていた。
初めて会った頃は、なんだこいつ
なんて、蒼や伊藤、輝たちと一緒にいるうるせーやつらだとしか思っていなかった。
俺にとってはただの庶民一人に過ぎねえ
そう思ってたはずなんだがな……
いつの間にか俺のなかのAは存在をでかくしていた。
なにかをしているときもAがすぐ浮かぶ。
今もこの時間がずっと続けば、そう思っている俺がいる。
離したくない、離れたくない
この感情はなんなんだ。
はやく気付きてえのに
それも嫌だと思う俺がいる。
矛盾だらけだ。
誰にも渡したくねえ…。
こいつは俺のだって……今すぐにでも誰かにいいたくなる。
だがそれがわからねえからなにもできねえ。
なにもいえねえ。
それをいったところで
Aがなんていうだろう。
拒絶されたら？
多分、だけどな、生きていけねえかもしれねえ。
そう思いながらフッと笑った。
だいぶやばいやつだなと、思いながら。
それにしてもこいつ…どこに眼帯つけてんだ。
そういうと突然吹き出すA。
忍「…っ…！！」
『あはははっ…ごめ……！！ツボ入った…コアラって…あははっ…』
そういってなんの迷いもなく笑うAは初めて見た。
いつも無理して笑うAより何倍も�璢採鎰�
そう思った。
忍「気に入ったぞ。もっと見せろ」
自分でもなにいってんだって思う。
だが、それもどうでもいいと思えるくらい
Aが綺麗だった。
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☆有岡 潮音☆(プロフ) - 紫苑歌さん» こっちこそさ〜(*´∇｀*)蒼がちひろを好きになる展開はちょっと寂しいさ〜(;_;)蒼大好きさ〜(*´д｀*) (2016年8月15日 23時) (携帯から) (
レス) id: d78d76dec2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乃(プロフ) - あっ…あれ？？？？ちょっと死んでくる(追い抜いてやらァ予告しとく)更新！！お疲れ様っす！ (2016年8月14日 23時) (レス) id: 86e2518c33 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑歌(プロフ) - ☆有岡 潮音☆さん» ありがとうございます！！！わあああ蒼くん好きだといってくれて凄く嬉しいです、、！！みなさんの蒼くんに対する反応がすごく気になっていたのでそれを聞けてとても安心しました、、ありがとうございます！ (2016年8月14日 22時) (レス) id: 06fa4280fc (このIDを非表示/違反報告)
☆有岡 潮音☆(プロフ) - 好きです！鈴木君!!大好きさー！オリキャラの蒼も好きさ〜(*´∇｀*)更新ファイトさっ!! (2016年8月14日 21時) (携帯から) (レス) id: d78d76dec2 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑歌(プロフ) - 瑠乃さん» わろたwwww (2016年8月13日 8時) (レス) id: 06fa4280fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬成 | 作成日時：2016年7月26日 0時
