第66話 ページ20
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忍「お前はなにに怯えてんだ…俺はお前から離れていかないぞ」
忍のその言葉にぶわっと涙が溢れる。
必死に零さないように下唇を噛む。
忍「寂しいときは俺に頼れ」
なんで、
忍「泣きたいときは俺が胸をかしてやる」
なんでいつもいつも、私がいってほしい言葉がわかるの。
忍「俺はお前にめちゃくちゃ優しくしたい」
勘違いしそうになる言葉をかけられてるって、わかってる。
忍「不安になったときは俺がそばにいてやる」
もうやめて
忍「つらいならつらいって言葉にしろ。…俺は離れていかないから」
もう一度いわれたその言葉に抑えていた涙がぽろぽろと零れだす。
『そ、んな…優しい、言葉ばっか、かけないでよ……っ…』
忍「俺はお前に優しくしたいっていったじゃねえか…本音をいえよ」
忍はそういって優しく私の背を撫でてくれた。
そのせいで抑えていたものが一気に溢れだす。
『ほんとは…っ、寂しい…つらいよ…！蒼もちい姉も大好きだから…だから想いを伝えてほしい…けどっ…！私から離れていかれるのが怖いよ…っ…ふっ…あぁっぁあっ…』
Aはそういって、忍の胸に顔を埋めボロボロと泣きだす。
忍「そうか…」
忍は優しい手つきでAの背中を撫でている。
忍「だからといって、お前は今までのことをやめるつもりはサラサラないんだろ？」
Aはこくりと静かに頷いた。
忍「じゃあ、また泣きたくなったら俺が胸をかしてやる…それだけでいいなら俺はしてやる」
忍はそういってAの頭を撫でた。
『…ありが、と…っ…』
Aはそういって、安心したのか眠ってしまった。
＿＿＿＿＿
忍side
俺の腕の中でAは眠ってしまった。
忍「もう泣くなよ…」
忍は己の腕の中で眠ってしまっている少女の唇に
優しいキスを落とした。
なんでそんな行動をとったのかは本人さえもわかっていない。
ただ、誰にも渡したくないという感情が忍の中に渦巻いているだけ。
なんで優しくしたいって思ったのかなんて自分さえもわかっていないのだ。
そんな忍がキスをするとは
かなりの進歩だ。
これは、Aには絶対にいえないな
と、内緒にすることを一人心に誓った忍くんでありました。
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☆有岡 潮音☆(プロフ) - 紫苑歌さん» こっちこそさ〜(*´∇｀*)蒼がちひろを好きになる展開はちょっと寂しいさ〜(;_;)蒼大好きさ〜(*´д｀*) (2016年8月15日 23時) (携帯から) (
レス) id: d78d76dec2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乃(プロフ) - あっ…あれ？？？？ちょっと死んでくる(追い抜いてやらァ予告しとく)更新！！お疲れ様っす！ (2016年8月14日 23時) (レス) id: 86e2518c33 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑歌(プロフ) - ☆有岡 潮音☆さん» ありがとうございます！！！わあああ蒼くん好きだといってくれて凄く嬉しいです、、！！みなさんの蒼くんに対する反応がすごく気になっていたのでそれを聞けてとても安心しました、、ありがとうございます！ (2016年8月14日 22時) (レス) id: 06fa4280fc (このIDを非表示/違反報告)
☆有岡 潮音☆(プロフ) - 好きです！鈴木君!!大好きさー！オリキャラの蒼も好きさ〜(*´∇｀*)更新ファイトさっ!! (2016年8月14日 21時) (携帯から) (レス) id: d78d76dec2 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑歌(プロフ) - 瑠乃さん» わろたwwww (2016年8月13日 8時) (レス) id: 06fa4280fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬成 | 作成日時：2016年7月26日 0時
