第61話 ページ15
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文化祭一日目───
一日目、演劇部の爽歌以外の私たちは
バスケ部のだしもので音楽室借りきってカラオケBOXをやることになっていた。
今は満員。
結構人気なようす。
と、どこかそわそわしている輝をみつけた。
『なに、輝。星野さんが気になるの？』
そういえば赤くなる輝。
ふふっ、可愛いな。
『ここはいいから客引きいってきなよ。今は満員だけどあと一時間もしたら空くかもだから。あと一時間したらお客さん大量に連れて戻ってきなよ』
本当は私も星野さんの演技見に行きたい。
だけど、それよりこっちの部活も大事だし
なにより、輝の方がずっとずっと見たいはず。
ち「そうよ、輝。あ、体育館なんて客引きに丁度いいんじゃない？」
ちい姉もよこからそういって入ってくる。
『そうだね！輝！これから演劇部の講演だし、行ってきなよ』
そういえば、笑顔でサンキュといって行ってしまった。
ち「かわいいヤツ…嬉しそうな顔しちゃって」
『だね…さてと、ちい姉、こっちは私がやっておくからちい姉は蒼のとこいってきなよ』
蒼は今、カウンターの方にいるはず。
接客じゃなかったから一人じゃ大変かもしれない。
でも、そこに行くのは私じゃない。
『ここは大丈夫だから』
ね？そう、ちい姉を促す。
ち「…ありがとう、A…私、いってくるね…！」
ちい姉に向かって小さく手を振った。
『…もう少し素直になっても罰は当たらないよ』
忍「お前もな」
突然聞こえたその声に振り返る。
私の周りにいる人はどうやら、驚かせるのが好きらしい。
『あはは…忍は、怒んないんだ？』
「…なにがだ」
『ちい姉を蒼のところに行かせたこと』
そういえば、心底わからないといった顔をする忍。
『忍、ちい姉が好きなんじゃなかったの…？』
「…え？ あー、いや、……わからねえ」
『え？』
わからねえって…
「最近…いや、随分前からだが、俺は俺がわからねえ。伊藤が好きなのかも、そしてお前が……いや、なんでもねえ」
忍はそうやって言葉を濁した。
『そうなんだ……』
わからねえって…
私はどうしたらいいのさ。
あんたがちい姉が好きだってわかってたから自分の気持ちは押し込めてるのに
あんた自身がわからないんじゃ、どうしようもないよバカ。
いうにいえないし、
いや、いえないんじゃない
いいたくないんだ。
いってしまったらこの関係が壊れてしまうようで
今の私は臆病だから
いいたくないんだ。
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☆有岡 潮音☆(プロフ) - 紫苑歌さん» こっちこそさ〜(*´∇｀*)蒼がちひろを好きになる展開はちょっと寂しいさ〜(;_;)蒼大好きさ〜(*´д｀*) (2016年8月15日 23時) (携帯から) (
レス) id: d78d76dec2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乃(プロフ) - あっ…あれ？？？？ちょっと死んでくる(追い抜いてやらァ予告しとく)更新！！お疲れ様っす！ (2016年8月14日 23時) (レス) id: 86e2518c33 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑歌(プロフ) - ☆有岡 潮音☆さん» ありがとうございます！！！わあああ蒼くん好きだといってくれて凄く嬉しいです、、！！みなさんの蒼くんに対する反応がすごく気になっていたのでそれを聞けてとても安心しました、、ありがとうございます！ (2016年8月14日 22時) (レス) id: 06fa4280fc (このIDを非表示/違反報告)
☆有岡 潮音☆(プロフ) - 好きです！鈴木君!!大好きさー！オリキャラの蒼も好きさ〜(*´∇｀*)更新ファイトさっ!! (2016年8月14日 21時) (携帯から) (レス) id: d78d76dec2 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑歌(プロフ) - 瑠乃さん» わろたwwww (2016年8月13日 8時) (レス) id: 06fa4280fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬成 | 作成日時：2016年7月26日 0時
