【ハイキュー】『好きじゃないので、付き合わないで下さい』【国見英】

ラブレベル９ ページ10

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「ごめん、個人的なマネージャーは受け付けてないから……」


あらま、結構真面目に返されたわよ？
及川先輩、バレー本当に好きなのね、見直した。



「だって、受け付けちゃうと……


俺のファン達が、いっぱい来ちゃって、
岩ちゃんが可哀想でしょ？！！」




ごめん、さっきの言葉取り消す。


国見、作戦実行するよ。
そう、目で訴える。

メンタル、折ってやる☆



「でも、先生も認めてくれたので、入部しましたよ？」

『うん、及川先輩以外のメンバーも承諾してくれましたよ？』


意志が伝わった国見が作戦通りの言葉。


「え、え、なんで、俺には何も来てないの？！」

『うーん、及川だから？』

「あー、それだな」

『やっぱり、そうだよね？英？』

「うん」

「ちょ、それどういう事？！

てか、先輩無くなってない？！」


よし、ウォーミングアップは終わり。


「国見、A」


及川先輩の後ろから、岩ちゃん先輩の登場

さぁ、次のターンだ。


『あ、岩泉せんぱぃ！
よろしくお願いいたします！』

「おう、こっちこそ、よろしくな」

「おっと、先輩。
Aは俺のなんで、よろしくさせませんよ？」

「川上、及川のこと……」『嫌いです！』

「「ぶっ、……あっひゃっひゃっ！」」


岩ちゃん先輩の質問に即答で答える、と
部員の爆笑。

いい笑いですね！頼んで良かった！


「ね、待ってよ、俺そんな嫌われることした？！」

「存在じゃねーか？」

「ちょ、岩ちゃん！？」

『あのぉ、せんぱぁい、

英の、かっこいい姿見たいのでぇ、
速くはじめましょ？』


国見にさらに、引っ付いて猫なで声を出す


「…わかった、マネージャーは助かるから認める

でも、真面目にやってね。」


『はい、及川先輩』


及川先輩の、変わった表情に少し微笑んで返した。







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『どうしよ、国見、全然効かない！！』

「あの人、タフですから……

ガラスのハートの癖に」


チッと舌打ちをうつ、国見


『一番めんどくさいタイプ！！』


それを先に言ってよ！！！
そう、言うと意地悪そうに笑って


「出直す？」


何て言ってくれるけど


『とりあえず今日は真面目にマネージャーするよ』



及川さんのことちゃんと知りたいし。

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