【ハイキュー】『好きじゃないので、付き合わないで下さい』【国見英】

ラブレベル７ ページ8

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『てか、なんで仮面カップルってばれたらいけないの？』



くびぐり持たれて死にかけた私が、納得できる理由があるのかね！？



「そしたら及川さんに直ぐにバレるよ？

きっと、あの二人すぐに言いふらすだろうし」


あ！と、表情を作れば

気がつかないの？バカなの？
と、ひややか〜な目で見られる。


傷つくよ？そろそろ、泣いちゃうよ？ねぇ？



『でも、勘違いしたのは、国見だよな？』

「あの調子じゃいつか墓穴掘るでしょ？」

『私を誰だと心得る？』

「バカ。」

『それ、答えになってないよ？』

「アホ。」

『おたんこなす』

「やーいやーい、お前のかーちゃん出べそー」

『真顔やめれ』

「そっちこそ、やめて？

て言うか、死語の喧嘩やめよ？」


俺らいくつよ、(笑)
と、苦笑する国見の柔らかい表情に安心する。



『あ、それ！ちょうだい！』

「は？」


国見が、ポケットから出したのはキャラメル。



『ちょうだい！』

「やだ、これは俺の」


自分の分だけキャラメルを出すとポケットにしまう


『けち見！』

「赤の他人にあげるキャラメルはございませーん」

『やだなぁ国見ｸﾝ、私はか･の･じょ･だ･よ？』

「キッモ」


吐き捨てるように言われても私は傷つかない！
なぜなら！！



『Fe my heart(私は鉄のハート)！！』

「うるさい」


でもね？鋼には負けるよ？
そろそろ、溶けちゃうよ？



「A、教室戻ろう」



名前呼びとかして、私の方に向いて笑ってくれてるから、

飴と鞭をうまく使われてしまうから


何だかんだ、国見と離れたくないんだ。



『エスコートくらいは、してね？』

「調子にのらないで？」

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