【ハイキュー】『好きじゃないので、付き合わないで下さい』【国見英】

ラブレベル１ ページ2

、




『ごめん、もう一回言ってもらっていい？』




目の前にいる奴はめんどくさそうにため息をつく



いや、 はぁ って！ はぁ って！




「だから、





好きじゃないので、付き合わないで下さい」



聞き間違えかと思ったけど、
何ら代わりもなくもう一度発せられた言葉。




『ごめん、結局これはなんなの？』



「だから、付き合わないで。」





言ってるでしょ、みたいな顔で答える目の前にいる奴。

あれ、これ私の頭がおかしいの？
奴の頭が正常なの？ねぇ？

誰か教えて？

　



『やべ、殴りたい』



「返事は？」



『その前に、ここまで来た経緯を教えてもらえるかな？



国見クン？』



「……はぁ」



盛大なため息をまた、つかれる。

目の前の奴、国見こと、国見英はめんどくっさそうに口を開いた。





「部活で、

色々あって、色々した結果
部員総出ではめられて、負けたので、

『じゃあ、告白なー！』

って、流れです。」




まったく、全くわかんないけど

わかったことは、ある。




『バレー部に殴り込めばいいんだね？』



「よし、頼んだ。」




、





『で、ラブレターは？』

「まず、部長がふざけて俺に書かせようとする


それをみた、副部長が止める


紙を俺が取ろうとすると、他の部員が書き上げて消える


で、ちゃんちゃん。」



つまり、


『部長コロス』

「いぇあ！」



紙がシワシワなのは取り合いしたせい。


文字がいびつなのは、あわててかいたせい。



「というわけで、返事を」


『わかってる通りです。』



つまり、国見は全く携わってない。


「さすが、川上Aｻﾏｰ」


『やべぇ、滅びろ』





だったら、返事はひとつじゃないか。

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