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本当は ページ1
俺は2人を殺した剣術道場を襲撃した＿＿＿＿
素手による
頭部破壊
内臓破壊
天井及び壁には脳や目玉が飛び散り張り付く地獄絵図
守るべき拳を汚し、67名を殺害＿＿＿＿
「鬼を配置した覚えの無い場所で大騒ぎ。態々出向いて来てみれば」
「ただの人間とはな」
そうだ、この時鬼にされたんだ
「十二体程、強い鬼を造ろうと思っているんだ。お前は与えられる血の量に耐えられるかな？」
「全てが…どう、でもいい…＿＿＿＿」
記憶をなくした俺はまた強さを求めた。
守りたいものは何一つ残っていないというのに
今死んだところで3人と同じ場所にはいけない＿＿＿＿
よくも思い出させたな人間、
惨めな、
弱者が＿＿＿＿
「破壊殺・滅式…」
「やめろーーーっ！！」
コイツ…!!まだ動くのか
バチィィン
＿＿＿＿生まれ変われ少年＿＿＿＿
弱者が嫌い
正々堂々やり合わない
辛抱が足らない
すぐ自暴自棄になる
継ぐはずだった師範の大切な素流を血まみれにし
親父の遺言も守れない
そうだ俺が殺したかったのは＿＿＿＿
ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ
＿＿＿＿＿＿＿＿俺だ＿＿
ﾋﾞﾁﾋﾞﾁ＿＿＿＿ﾎﾞﾎﾞｺ＿＿＿＿
体が再生する、もういい、
もう勝負はついた
見事な技だった
終わりだ。潔く、地獄へ行きたい＿＿＿＿
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作者名：翠雨 | 作成日時：2021年10月15日 1時
