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「飲み込んだぁ！？特級呪物をぉ？？
きっしょ！！！ありえない！！衛生観念キモすぎ！！」
釘崎が後ずさる。「んだと？」と不満そうな虎杖の後ろから、伏黒は「これは同感」と言った。
「で、A、あんたは特級呪霊を飼い慣らしてるって！？」
釘崎が勢い良く水巫に人差し指を突きつける。水巫はあはは、と引き攣った顔で笑うと首元からオロチがにゅっと現れ「俺とAは対等な関係だ、訂正しろ小娘」と不愉快そうに言った。
「…よくそんなくっつかれて我慢できるわね」
「ずっと一緒にいるからね」
話がひと段落つく。五条はそれを見て再度説明を始めた。
「君達がどこまでできるか知りたい。ま、実地試験みたいなもんだね。
野薔薇、悠仁、A。三人で建物内の呪いを祓ってきてくれ」
水巫は顔を輝かせた。
彼女とって初めての実戦だ。この間はほとんど何もできなかったが、今度こそはやりたいようにやってやろうと意気込んだ。
五条は呪具の小刀を見て感動する悠仁を見てから、水巫にもオロチは置いていくようにと指示した。
「貴様に指図される筋合いは無い」
「でもある程度は昨日の時点で教えてるんでしょ？それに、ここにいるやつは君みたいな強いのが出る幕は無いと思うよ」
「オロちゃん、私は大丈夫！悠仁と野薔薇もいるし。ここで伏黒くんたちと待ってて」
水巫はオロチに「ね？」と微笑む。オロチは無言で見つめた後、彼女の出された掌に収まる。
水巫はそのまま彼を伏黒の前に出した。
「オロちゃんのことよろしく。多分貴方のことは噛まないから」
そう言って、水巫はちらっと五条の方を見た。
五条は「そんな悪いことしないよねオロちゃん？」と返すと、オロチは「夜道には気をつけろよ」と威嚇をした。
最後に五条が虎杖に両面宿儺は使わないように注意する。
釘崎を先頭に、三人は薄暗いビルの中へと入っていった。
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佐藤れい(プロフ) - 林檎さん» 感想ありがとうございます…！ とても嬉しいです、まだ明かされていないことも多くてむず痒い点もあると思いますが、それも込みで今後も楽しんでいただけると嬉しいです！ これからもよろしくお願いします！ (2020年11月28日 10時) (
レス) id: 4f8cc240de (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - こんな夢主ちゃん待ってました。すごく面白いです。シリアスが儚い雰囲気の夢主ちゃんにぴったりで素敵です。更新頑張って下さい、応援してます。 (2020年11月28日 0時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤れい | 作成日時：2020年11月22日 18時
