好きな時間 ページ48
＿＿＿＿＿食堂
先輩たちとグリムに合流してからご飯を食べてる。
どうやら先輩たちは僕たちを待ってくれていたようで、ご飯は用意してくれているけど手は一切つけていない。
グリムは僕のご飯を取る前に、先輩たちが先に気づいて止めてくれたらしい。
正直、今日は食べれる気がしなかったからありがたかった。
にしても相変わらずの人の多さ…
自意識過剰なんだろうけど全員の視線がこっちを向いているように感じてしまう。
これも早く治さなきゃ。
すると早くご飯を食べ終わったケイト先輩が僕の髪を結び直してくれるという。
確かに倒れたことで髪の毛はボサボサだった。
「Aちゃんは何か要望ある?言ってくれたらけーくんがやってあげるね♪」
『要望…な、ないです。』
「なら朝にしていた髪と同じにするね！」
『あ、りがとうございます。』
そう言って素早く括り直してくれたケイト先輩。
最近になって髪が伸びてきた為、後ろを括って前髪をピンで留めてくれている。
僕の髪が括り終わると同じくらいに皆が食べ終わっていて、少し話してから先輩たちと別れた。
＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿実験室
午後の授業は錬金術と動物言語学で、今は錬金術だ。
僕の好きな教科でもある錬金術。
日本では見たことの無いものを沢山見れるし、なにより魔力がない僕でもできるから楽しい。
『先生、出来ましたぁ…』
今は各自で“石を宝石に変える実験”をしている。
“
グレードセブンの美しき女王も、この魔法薬の応用で毒林檎を作ったという噂もあるらしい。
僕は魔法薬が完成したため、近くにいた先生を呼んだ。
「ちゃんと俺の説明通りに出来ているな。グッドボーイ！」
『あ、ありがとうございます！』
やった、グッドボーイだって。
嬉しいな。
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???絵が上手になりたい???(プロフ) - 色々と好きです。口調とかもちゃんと合ってるし、内容も面白いのでもっと伸びるべきだと思います。憧れです。これからも応援させて頂きます。頑張ってください！ (2023年2月23日 22時) (
レス) @page7 id: 9ad4f58c08 (このIDを非表示/違反報告)
何でも神という人 - 神、クルーウェル先生の口調あってると思いますよ？違和感感じませんでした、とってもいい内容ですごいと思っています！これからも頑張ってください (2023年2月20日 12時) (レス) @page45 id: 7833b75180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠彗(すいすい) | 作成日時：2023年1月8日 17時
