サラッと登場 ページ28
あれからおそらく5分はたった。
でも恥ずかしさから体感では30分はゆうに超えてると思ってる。
そんな中、救世主が来た。
「あれ、Aちゃんもう戻ってきたの?!誰もけーくんに教えてくれてないから知らなかったよ〜。」
やっほー！と手を振りながら近づいてきた救世主ことケイト先輩。
『ケイト先輩…おはようございます…』
「朝に前髪出来なくてごめんね〜。今からするからここに座ってくれる?」
今の髪は手ぐしである程度整えただけの髪で、いつもケイト先輩が整えてくれる髪とは程遠い。
朝に１回会ったけど、その時から今まで長い髪を耳にかけているだけだった。
『ぁ、ありがとうございます…』
「全然良いって！それに昨日マジカメで見た髪をAちゃんに試したいんだよね♪」
そこからケイト先輩は慣れた手つきで僕の髪を整えていく。
うわぁ、凄い…
本当に僕も最低限は出来なくちゃ。
まるで魔法のように髪が変わっていくのを僕はケイト先輩が持ってきた鏡でぼーっと眺める。
その間にケイト先輩は5分も経たない内に髪を括ってくれた。
『凄い…！なんか、かっこいい髪ですね…』
僕にしてくれた髪は3割をピンで留めて、7割を横に流している状態だった。
「でしょ〜！Aちゃんに似合うと思ったんだ♪リドルくんもそう思うよね?」
「そうだね、いつものAよりかっこよさがあると思うよ。」
「Aかっこいいんだゾ！」
「今日のA、いつもより顔色良いから余計にかっこよく見えるよな。」
「流石っすね！」
流石ケイト先輩…！
「あ、そうだ！今トレイくんがクッキー作ってるけど行ってきたら?」
「えー、どうせケイト先輩はまた食べるだけしょ！」
「まぁまぁ、絶対4人が来たら喜ぶと思うから！オレはリドルくんと話すことがあるから！」
「Aはどうする?嫌だったら別に良いが…」
え、そこで僕に振っちゃうの…
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???絵が上手になりたい???(プロフ) - 色々と好きです。口調とかもちゃんと合ってるし、内容も面白いのでもっと伸びるべきだと思います。憧れです。これからも応援させて頂きます。頑張ってください！ (2023年2月23日 22時) (
レス) @page7 id: 9ad4f58c08 (このIDを非表示/違反報告)
何でも神という人 - 神、クルーウェル先生の口調あってると思いますよ？違和感感じませんでした、とってもいい内容ですごいと思っています！これからも頑張ってください (2023年2月20日 12時) (レス) @page45 id: 7833b75180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠彗(すいすい) | 作成日時：2023年1月8日 17時
