それはまるで炎のように燃え上がってくるもので ページ7
しきかんどのがそう言って、内心ほっとしたのと……何か嫌な予感がした。
「だが、まだアイツらがくるまでには帰る訳にはいかない。……ちなみに、今戦っているメカキマイラはAと戦う事も想定し……防御力を改良させたものだ」
……えっ、更に原作と違う。
それだとパワーアップしたって事になってない？？
「ただの時間稼ぎとして博士に作らせてはおいたが、良い誤算だった」
そう言って怪しく少しだけ笑うしきかんどの。
でも今の私にとっては悪魔の笑みにしか見えない。
とっても男前だけれども。
「……………どうもAと居ると、多くを話したくなってしまう。何かそういう、他人を操る作用のある能力でもあるのか？」
確かによくよく考えてみると、しきかんどのは指揮官として原作中では一言も喋らないし……おしゃべりでは無いハズ。
「あったらそれは超能力じゃないと思う」
「……なら、やはり世界が消えるという事はありえない」
まだイマイチしきかんどのが言いたい事がよくわからない。
「…どういう事？」
「……本当に心が無いのなら、何かに興味ができることも無く、
それに触れたいとも欲しいとも思わなかっただろう。
……こんな事は今までに無かった」
「………………………………待って、それ冗談……？」
私はしばらくしてやっと気がついて、だんだん顔が熱くなってきた。
それってつまり、私の事だよね？
「僕は冗談など知らない
……Aは、本当にそのような能力は無いんだろうな？」
「あ、ある訳ないでしょ……それより、いつまでくっついてるの！ さっき言ったでしょ、女の子にそういう事しちゃダメだから！！」
「逆はいいのか」
恥ずかしいのと、今更ながらになんでこの状況になったのかがわからなくなって、色々と混乱しながらしきかんどのを今回ばかりは離れさせようと、体を押して抵抗した。
まぁ、それでしきかんどのがベッドから落ちてしまったんだけれど。
「……もう少しあのままが良かったが。しかし……僕は軍の指揮官、誰かに抵抗されて体を押されるのは初めてだ」
「そりゃそうでしょ！？」
「……それ故に必要な物や人材も、勝手に用意されていた。……ここまで人を思い通りにさせたくなるのも今までに無い」
あれ…もしかして……火、付けちゃった？？
やばいな、私は確かにしきかんどのが好きだけど……なんというか、ほんのちょっとだけ意味が違くて！！
……これからどうしよう。
ラッキーアイテム
デニム半ズボン
ラッキーＭＯＴＨＥＲ食べ物
いちごどうふ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水性さん(プロフ) - そうですな、頑張って書き終えます！ (2020年7月29日 7時) (
レス) id: fcb6599f46 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - ついに、ポーキーとの対決ですか…。夢主ちゃんへ、ポーキーに負けないでね！そして、しきかんどのと恋人になってね。後、リュカとのデートの時、しきかんどのが見たら、どんな反応するのかな〜。 (2020年7月29日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
水性さん(プロフ) - あ、そういえば1週間経ってる。しかもＭＯＴＨＥＲ３１周年という、ニンテンおめでとう。 (2020年7月27日 18時) (レス) id: fcb6599f46 (このIDを非表示/違反報告)
水性さん(プロフ) - 好き勝手に描いてます。いつも適当に描いてますが、手乗りしきかんどのは個人的に１番好きでございます。キャラ崩壊が酷い、しきかんどのとポーキーの漫画も、今は少ないですが 頑張って描いていきたいですッ！！ (2020年7月21日 7時) (レス) id: fcb6599f46 (このIDを非表示/違反報告)
しきかんどの2号(プロフ) - pixiv見てきました！しきかんどのが可愛い…！！ (2020年7月21日 7時) (レス) id: caf10ae76d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水性さん | 作成日時：2020年1月18日 15時
