灯火の星 外伝 夢小説

光の世界です ページ7

やっと外に出ると、そこは丘でとても広い世界が見えた。

「………ひっろ」

そしてかなり遠い場所に、キーラが見える。

やっぱり大きいからこの距離でも見えるな……。

私はカービィが落ちてきた場所が近くに無いか、目で探すけれど……やっぱり見当たらない。

とりあえずこの丘を進み、上司ときゅうきょくキマイラという、色々と凄いメンツで行く事になった。

…しかしこのチーム。

『「………。」』

会話がない！！

普段から必要な時以外は話さない人と、人外だし！

まぁ仕方ないんだけど……って、あれ？

「……あ、あそこに居るのって」

赤く目を光らせながら、まん丸の綺麗な目と丸いピンクのボディの居た。

「プ、プリン……」

カービィじゃないよ、プリンだよ。

「ぷりゅいっ！」

「って襲いかかってきた？！」

『早く構えろ、来るぞ』

するとまた場所が変わって、ミアレシティになる。曲が素敵。

まず最初にプリンが転がりながらまっすぐに、凄い速さで突っ込んできて、私はそれをギリガードする。

『どうやら動きがかなり速いようだな』

「でもこれは所詮偽物、そうですよね？」

だから本物よりも強い筈がない。

『ああ』

往復して転がってきたところでタイミングよくジャストガードをする。

「ぷりゅ？！」

動揺したところを掴んで下に投げると、ジャンプして追撃。足場の外へコンボで運ぶものの、避けられて撃墜には至らない。

そして足場の方に戻られて、私をそれを追う。けれどその時に相手のプリンは、私に目掛けてキックをしてきた。

「ぷりっ！」

ｹﾞｼｯ

「いたっ……」

空Nキックのフレーム数が多いな、やっぱり。

続けて攻撃で叩こうとしてくるから、そこを狙った。

「ＰＫカウンター！」

私は反撃のシールドでほぼ倍にしてダメージを与える。

「ぷりゅうっ！」

その隙を逃さず、すぐに足場に戻ると走って追撃を試みる。

「ＰＫビーム」

広範囲であり高火力な貫通技であるＰＳＩを使い、私はプリンを画面外へ吹っ飛ばした。

いや、ここまで威力高くない筈だけど……確かにプリンは吹っ飛びやすいけれども。

なんか変。

「ガゥゥ」

するときゅうきょくキマイラがひと鳴きして、擦り寄ってくる。

『……きゅうきょくキマイラのサポートは、クリティカルヒットだ』

「あっ」

◇きゅうきょくキマイラは、ほめてほしそうだ。

……後で撫てあげよう。

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